遠野物語


平成14年6月14日(金)〜6月16日(日)に、 実家(岩手県盛岡市)に行ってきました。

実家のあたりはもう何回も行っているので、 めぼしい観光地は一通り行ったことがあります。 いまさら行く場所もないという気がしますが、 今回は、行っているようで意外と行っていない場所や、 ずいぶん長い間行っていない場所を中心に行き先を考えました。

昼前に盛岡駅に着き、昼飯に盛岡冷麺を食べました。 やっぱり、冷麺かじゃじゃ麺を食べないと盛岡に来たという気がしません。

冷麺を食べたら、レンタカーを借りて観光開始です。 初日は、15時半からワールドカップサッカーで、 日本が決勝進出を決める試合があります。 それまでに実家に着くように、行き先は近場から小岩井農場を選びました。

小岩井農場の駐車場には、意外とたくさん車が停まっています。 今日は、平日だし、 サッカーの日本戦があるので空いているかと思ったんですが、 意外でした。

入場券を買って周囲を見渡すと、年間パスポート的な一年間有効の入場券を 宣伝するポスターが貼ってあります。 値段を見てびっくり。なんと、普通の入場券の倍。 要するに、2回来れば元が取れるという、 強気というか、それだけコストの固定費率が高いだけというか、 よくわからない場所です。

さて、広い農場内には、いろいろなものがあります。 ちょうど牛の乳搾り実演をしていました。

さて、この牛の乳搾り会場の左後のほうに見えている建物が、 羊館です。何があるかというと、羊関連グッズの展示即売と、 そして羊です。

広い農場では、サッカーをしている高校生くらいの団体がいます。 こんなところでサッカーをする暇があったら、 家のテレビでサッカー観戦したいんだろうな可哀想に、 と思いながら、サッカーを観戦するために実家に行きました。


2日目は、遠野経由で花巻温泉に行くことにしました。

途中、大迫ワインの試飲とかに立ち寄りながら、 昼前に遠野に着きます。 遠野では、まず伝承園というところに行きました。 ここは、昔ながらの遠野の暮らしぶりを再現した場所という感じです。

中には、工芸館というところがあって、 昔ながらの工芸品作成シーンが再現されています。 ここで買ったお手玉は、子供にえらい評判が良かったです。

曲がり家の奥には、オシラサマというのが祭ってあるのですが、 よくわからないので、説明は割愛します。

さて、伝承園から歩いて行けるくらい近くには、 カッパ淵があります。 よく知らないんですけど、カッパ伝説の元になった場所です、たぶん。

カッパ淵に歩いていく途中に、 こんなものもあります。

カッパ淵は、寺の境内にあります。 お墓を横目に見ながら、周回する順路があります。 順路通りに素直に進むと、けっこう遠回りであることがわかります。 観光シーズンなど混むときに、一方通行にして人を流すための順路のようです。 この日は、空いてたので意味ないです。

カッパは、この川から出てきたらしいです。

カッパ淵を見てから、昼食のために遠野の道の駅に行きます。 この道の駅は、風の丘という名前で、風車が目印です。 お土産物屋も広くて、観光で近くに行った際には立ち寄りたい場所です。

昼食後は、花巻方面に向かって移動します。 途中、宮守というところにある、宮守ブロイハウスに立ち寄ります。 ここでは、ワサビビールというのが名物のようです。

この日はあまり天気が良くなかったので、 早めに花巻温泉に着き、ゆっくりと温泉に浸かりました。


3日目は、お土産を買って帰るだけです。

帰る前に花巻温泉のバラ園を見に行きました。

ここのバラ園には、子供の頃に行ったことがありますが、 ほとんど覚えていません。 今回は、期待していたよりも、 意外と広くてきれいで大変良かったです。

あとは、お土産を買って新幹線で帰るだけです。 盛岡駅でレンタカーを返し、 荷物を持って新幹線ホームに向かいます。 翌日からまた仕事だと思うと、荷物が余計重いのでした。


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