「たま」の動物


平成14年3月21日(木)〜3月24日(日)の飛び石連休に、 「たま」の動物を見に行きました。

まずは、3月21日(春分の日)に 東京都多摩動物公園に行きました。

この日は、観測史上で最も早く、東京で桜の満開した日です。 お彼岸の墓参りをしながら花見ができるという、 非常に妙な日です。 天気が良くて暖かいのですが、非常に風が強いです。 後でニュースを見たら、強風で被害が出るほどだったらしいです。 皿やコップが飛ばされないように押さえながらの花見よりは、 むしろ動物園のほうが気楽で良いかもしれません。

お彼岸墓参り渋滞か何かしりませんが、動物園到着が 見込みより1時間くらい遅れて、 昼近くになってしまいましたので、まずは園内の レストランで昼食にしました。

レストランは、アフリカ園と呼ばれる、アフリカ系の 動物がたくさんいるコーナーの中にあります。 しかし、窓の外には桜が咲いています。 どう考えても、アフリカって言うよりは、 ビールでも飲みながら桜を愛でる日本の春です。 こんなことなら、車ではなく、電車で来るべきでした。

てなことを考えながら、素面のまま食事を終えて、 アフリカ園を見て歩くことにしました。

ここでは、ライオンバスと呼ばれるバスに乗ると、 間近からライオンを見ることができるようです。 ライオンの数も多いし、なかなか迫力がありそうです。 入場料が安いので(ちなみに大人600円)、 あまり期待はしていなかったのですが、 広くて動物が多くて、なかなかすごいです。

フラミンゴを見たり、サルを見たり、ゾウを見たりしながら アフリカ園を回っていくと、妙な景色があります。

やっぱり、どう考えてもアフリカと桜というのは、 妙な取り合わせです。

うちの子も、このくらい大きな動物が、 このくらいそばにいるとわかるようですが、 あとはあんまりわからないようです。 とにかく、周りのもの全部が珍しいので、 ぜんぜん動物を見ません。柵を見たり、落ち葉を見たり。

それにしても、この日は、風が強いです。 しかも、花粉も飛びまくっているようです。 子供もいまいち動物がわかってないようですし、 諸般の事情により(鼻をかみすぎて ティッシュがなくなったので)、 この日は帰ることにしました。 何年後かにまた来て、今度は全制覇をしようと思います。


後日、多摩動物園では、いまいち子供に動物とのふれあいを 堪能してもらえなかったので、今度は、もっと触れ合える 場所に行くことにしました。

今度行くのは、二子玉川(通称、にこたま)の「いぬたま」です。 まぁ、「たま」の字が違いますが、 「たま」に動物を見に行ったという点では同じです。

入場料を払って中に入ると、いきなり 犬とのふれあい広場状態になっています。

最初の犬は、つながれていましたが、 柵の中にはつながれていない犬がたくさんいます。 柵の中に入って、犬と自由に触れ合うことができるようです。

しかし、あんまり犬との触れ合いタイムを楽しんでいるようでも ありません。どうやら、犬よりも柵の出入り口の扉を開け閉めする のが楽しいらしいのです。

てな感じの「いぬたま」でした。 ここもやっぱり、まだ早いのかな?
もう少し大きくなって、自分で行きたいと言ったら、 また連れて行こうと思いました。


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