第2日目 「層雲峡〜知床」


平成13年8月2日(木)、 層雲峡を出発して知床(ウトロ温泉)に行く日です。

とりあえずは、北きつね牧場(注)という ところを目指します。 途中、石北峠というところで車を停めて景色を見ますが、 曇りがちで今ひとつといった感じです。 天気が良ければもっと景色が良いんでしょう。

北きつね牧場は、道の駅「おんねゆ温泉」のすぐ裏手の方にあります。 道の駅の直前で国道を左折すると大きな赤い鳥居があります。 どうやら、お狐様ということらしいです。 左右のひまわり畑が広がる奥にある、 車1台通るのがやっとという幅の橋を渡るとそこが北きつね牧場です。

ここでは、キタキツネが放し飼いになっている中を 歩くことができます。つながれていないキツネが、 そこらじゅうにゴロゴロしています。

キツネを見たら次は、北きつね牧場の隣にある、 道の駅「おんねゆ温泉」にも立ち寄ります。 ここには、大きな鳩時計があるます。 子供がもう少し大きかったら、うけたかもしれませんが、 ちょっと早すぎたようです。

おんねゆ温泉を出たら、知床に行くにはいろいろな経路が ありうるようですが、網走経由にすることにしました。 北見の先で国道を左に折れ、網走方面を向かいます。 途中、左手に畑、右手に網走湖の景色が広がり、 非常にきれいです。

と、景色を楽しんでいるうち、網走市街地に入っていきます。 網走に住んでいる人には悪いんですけど、やっぱり、 網走といえば、なんといっても刑務所です。 昼飯を食ったら、さっそく刑務所見学です。

ここは、現役の刑務所なので、外観と入り口付近を見ておしまいです。 中身まで見たい人には、「博物館網走監獄」というのもあるようですが、 まぁそこまではいいかなって思ったので、行きませんでした。

さて、今回の旅行では、道案内はカーナビがしてくれるのですが、 どこに行って観光をしたいのかは、自分で考える必要があります。 (まぁ、当たり前ですが)  そこで、事前に買っていった観光ガイド本が役に立つわけなのですが、 意外とそれ以上に役に立ったのが、レンタカー屋さんにもらった ガイド本です。 これには、映画のロケ地が紹介されています。 これも、その本で、ある映画のロケ地として紹介されている 北浜駅にも立ち寄ることにしました。

まぁ、そんなこんなでそこそこ網走も堪能しましたし、 そろそろ知床方面を目指します。 左手にオホーツク海、右手に湖という景色がしばらく続いた後、 道路はやや内陸よりに折れていきます。 海沿いの道路は、海岸線に沿って造っているせいか、 多少のカーブがありましたが、 内陸の道路はひたすらまっすぐです。 山でもあれば避けたりするんでしょうが、この辺には わざわざ避けるような山もないようです。

無限に続くかとも思われた直線道路が終わると、 再びオホーツク海沿いの道路になります。 知床半島に突入したのです。 知床半島の北西岸の道路をひたすら北東に進むと、 途中にオシンコシンの滝があります。

オシンコシンの滝を見たら、次は宿泊予定の ウトロ温泉を通り過ぎて、知床峠を目指します。 知床峠は、知床半島のど真ん中にある峠で、 ウトロと羅臼を結んで知床を横断する道路の 途中にあります。

霧がかかっているのか、雲の上に来てしまったのか わかりませんが、峠の駐車場から国後島が見える はずだったらしいのですが、こんな感じです。

反対側には、 羅臼岳がすぐそばに見えます。

ここ知床峠に来るまでは、 「さすが北海道は涼しいねぇ」 というモードだったのですが、 標高が高いせいもあるのか、ここ知床峠では、 8月頭だというのに思わず、 「さぶい」 という言葉が出てしまいます。 てなわけで、写真を撮ったら、 とっとと撤収です。 峠まで上ってきた道を引き返して、 今夜の宿泊地であるウトロ温泉を目指します。

ウトロ温泉の宿は、ウトロ漁港(?)を見下ろす 高台の上にあります。ここからは、 オホーツク海に沈む夕日が見えます。

今日は、いまひとつ天気に恵まれませんでしたが、 明日は、湖巡りなのでぜひとも晴れてほしいと 願いつつ、寝ました。


(注) 「北きつね牧場」的なものには、おんねゆ温泉の隣の他に、 「北海道きつね村&トナカイ観光牧場」が観光ガイド本に 載っていると思います。
しかし、載っていないものもあるようです。 今回、実はその載っていないやつ(固有名詞は秘す)に、 間違って立ち寄ってしまったのですが、 あえて本文では紹介していません。
あ、なぜかわからないけど、 いまとつぜん、JAROって言葉を思い出しました。

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