競馬場は、馬券(勝馬投票券)を買うだけの場所と思ってしまうのは もったいない。この無駄な広さを活かして、自分なりの楽しみ方を 堪能するのが、真の大人の競馬場の楽しみ方 である。
たとえば、この東京競馬場の資料映像を見て頂きたい。
青空の下、 緑の芝に囲まれて レジャーシートを広げる人々がいるのにお気づきいただけると思う。 そう、意外に思われるかもしれないが、 競馬場は手弁当を持ったピクニックポイント として、家族連れにもお勧めできるのである。以下に家族連れピクニック ポイントとしてお勧めする理由を列挙する。
また、大人としては、単なるピクニックから一歩進んで アウトドア宴会の会場としても考えたい。 以下にアウトドア宴会のポイントとしてお勧めする理由を列挙する。
競馬を開催する主催者により、 JRA(日本中央競馬会、略して中央競馬)が開催する競馬場、 JRAではない団体(いわゆる地方競馬)が開催する競馬場がある。 多くの競馬場は、中央競馬か地方競馬かどちらか専用であるが、 中には開催時期を分けて両方を開催する競馬場もある。
JRAのレースが開催されるのは、札幌、函館、福島、新潟、東京(府中)、 中山(千葉・船橋)、中京、京都、阪神、小倉の10競馬場がある。
地方競馬の競馬場は、全国にもっとたくさんある。 その数は、調べればすぐわかると思うが、面倒なので調べていない。 地方競馬では、南関東の大井競馬場が最も有名ではないかと思う。 いわゆる「TWINCLEレース」と称したナイター競馬を開催するので、 競馬を知らない人でも聞いたことくらいはあるだろう。
JRAは、毎週土曜日と日曜日の昼(およそ10:00〜16:20) に全国どこかの2〜3の競馬場で開催している。ただし、年末年始 (年始は、曜日に関係なく1月5日から)、祝日が多い時期、 悪天候などによる日程変更の場合は、この限りではない。 この場合の悪天候とは、積雪や台風レベルものであり、 かなりの大雨でも決行である。
関東では、夏(7〜8月くらい)を除けば、東京競馬場か中山競馬場の どちらかで開催している。関西では、夏を除けば、京都競馬場か 阪神競馬場で開催している。開催スケジュールについては、前年の暮れに 1年分が決まっているので、開催競馬場や主なレース名が書かれた 番組表から知ることができる。 また、番組表がなくても、その週の開催場所は、 スポーツ新聞や競馬新聞に書いてある。
地方競馬は、各主催者によってまちまちなので、詳細は割愛する。 たとえば、南関東では平日でも開催している。春夏秋は平日のナイター 競馬(例;前述のTWINCLEレース)なども開催しており、 会社帰りのOLやサラリーマンも足を運んでいる。
馬が走るところであり、これがなければ競馬場とは呼べないものである。 (まぁ、そらそうだろう)
コースの形は、競馬場によっていろいろあるが、 長方形の角が丸まったような形 (陸上競技やスピードスケートのトラックのような形) が多い。
コースにはいくつか種類があり、JRAの場合は外側から、 芝コース、ダートコース、障害コースとなっている。
地方競馬の場合は、ダートコースしかない場合が多いが、 まったくないわけでもない。 例えば、盛岡競馬場(オーロパーク)には、 地方競馬としては珍しく芝のコースがある。 しかし、外側がダートコース、内側が芝コースとJRAの競馬場と逆である。
パドックとは、レースに出る前の馬を見る場所である。
競馬の予想に役立てるために、馬の状態をチェックするのが本来の 目的だと思う。しかし、昨今は、有名な馬や屋根(騎手)の写真を 撮ることだけが目当てのミーハー競馬ファンの比率が増えてきている。
競馬の楽しみ方はいろいろなので、そういうのもありでいいだろう。 間近で見る馬が可愛いのは確かである。 ただし、真面目な話であるが、 馬が恐がるので間違ってもストロボ撮影をしてはならない。
競馬場には、多いときには10万人以上も集まるため、 売店やレストランは、それなりに数や種類も多い。 何度か行くうちにお気に入りの場所が見つけられるかもしれない。
競馬場には以下のような窓口(あるいは機械)がある。
次のレースの馬券が買える窓口(あるいは機械)である。
競馬場で比較的まじめに馬券を買う場合、 1日に12レースあったとして、 その各レースについて以下を繰り返すことになる。 (個人差はあるので、あくまでも代表的な例)
(注)まじめに12レース全部こんなことしたら、 けっこうマジで疲れるのでお勧めはしない。 そもそも、パドックで馬見たって、素人にはわかりゃしない。
とまぁ、こんな具合で、特定のタイミングに馬券購入が集中するので、 その時間帯だけその次のレースの馬券を発売する窓口であり、 レースの進行に合わせて開いたり閉じたりを繰り返すのが特徴である。 10レースの発売時間帯には、10レースの馬券しか売っていないので 注意が必要である。 10レースの発売時間帯に 11レースや12レースの馬券を買いたい場合には、 下記の前売窓口に行かなければならない。
次のレースだけではなく、その日(あるいは翌日)の まだ発売が締め切られていない 全てのレースの馬券が買える窓口(あるいは機械)である。
「前売」という表記の窓口は、WINS(場外馬券売り場)にはない。 これは、競馬場に特有の窓口である。 しかし実際には、WINSの窓口は、全て「発売」という表記であるが、 機能的には「前売」であり、すべてのレースの馬券が買える。
馬券があたった場合とか、 発走除外による払い戻し (レースに出るはずだった馬が何らかの事情により出られなくなったので、 その馬に絡んだ馬券のお金を返してくれること)の場合とかに、 現金を受け取るための機械である。
競馬場や場外馬券売り場には、 一般に、この機械を使うために来ているわけであるが、 使わずに帰る場合も稀ではない。 この場合は、かなり悲しい。 また、発走除外による払い戻しのみでしか利用できないというのも、 中途半端で悲しい。
払い戻し機の使い方は、難しくはない。 しかし、機械の前で悩みこむのは、 払い戻しに慣れていない ようで極めてカッコ悪いので、十分に理解しておきたい。
いきなり馬券を機械に突っ込むだけでよい。 金額を計算してお金がズチャっと出てくる。
もちろん、1枚の場合を枚数回繰り返しても良いが、 これはいかにも素人でカッコ悪い。 まず、馬券を入れる前に、2枚以上のボタンを押す。 その後、馬券を1枚ずつ順番にすべて機械に入れる。 すべて入れ終わってから精算のボタンを押すと、 合計金額を計算してお金がズチャっと出てくる。
当たり馬券の払い戻しは、通常払い戻し機を利用する。 しかし、払い戻し額が100万円を超える高額の場合や、 馬券の磁気情報の読み取り不良などで 機械を使えない場合に利用する窓口である。
実は、私も1度だけ高額払い戻し窓口を 利用したことがある。 もちろん、読み取り不良であるが...
窓口でお金(ん千円のオーダ)を受け取り窓口から立ち去るときに、 知らないおじさんに 「兄ちゃん、なかなかやるやんけ」 みたいな目で見られたときは、ちょっと気持ちが良かった。