それは、1999年夏の話である。
その日は、私の姪の6歳の誕生日である。 関係者を集めて、彼女の誕生パーティが開催されようとしていた。 実は、その姪の誕生日から、一週間後が私の誕生日である。 翌週また集まるのもなんだし、一週違いなら似たようなもんだし、 ついでに私の誕生日まで祝ってしまおうという会でもあった。
会食に先立って、プレゼントを渡すことにした。 姪にプレゼントを渡そうとしたら、 先に姪からカードをもらってしまった。 姪から私への誕生祝のメッセージが書かれたバースデイカードである。
そのカードには次のようなことが書かれていた。
bigへ お誕生日おめでとう いっぱいお酒飲んで酔ってね |
6歳の君の目から見ても、俺のキャラはそれかい!?