ビニールサビキについての仮説 

最近の釣行を振り返って、次の様な可能性をまとめて新しい仮説を立ててみました。

魚探反応は200khzしか写らない小魚のパターンと50khzの両方に写る場合がありました。
もちろん釣れたのは両方に反応がある場合ですが、青物の場合と違って小魚が逃げ回っている感じもしない。
つまりこの反応はベイトが写った訳でない可能性がある。

あたりの出方が意外とソフトなんです。
普通小魚を追いかけて食べるのであれば、もっとあたりが大きく出ると思われます。
だって小魚は必死で逃げているはずですから。
初めはハリスが長いせいだと思っていましたが、巻き上げている場合エダスは張っている状態なので強い反応が出るはずです。

サイズについては今のベイトに合わせないとダメのはずです。
ところが、相当な長さ(15cm)でも小ダイが釣れます。
手のひら級のタイがそんなサイズの小魚を追いかけて食べているとは考えにくい。

タイの胃の中に小魚が入っていたことは今までありません。
これは丈夫な歯で噛み砕いているか、消化が早いのか、もしかして食べていないかです。

以上のことからタイは小魚を食べているのではないとして、次の様な仮説を立てました。

昔からタイのエサはエビですが、ビニールをエビと間違えるはずはない。
でもそれが青虫だとしたら超スローの巻き上げが良いことも含めて納得のいくところも多々ある。
つまりタイはビニールを青虫と間違えて食べている。

この仮説を実証するには、細長いビニールで水中で青虫が泳ぐように動かせてみればよい。
ただし、ルアーにも釣れるし、市販のサビキは小魚を模しているのだから、時期的には小魚も食べているはずである。
従ってこれは青虫を主に食べている時期でしか検証できない。

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