釣りのスタイルと道具

弘法は筆を選ばず。魚さえいれば道具は選ぶ必要はありません。道具は安い物を使うべし。と言いつつ道具に少しづつこだわり始めておりますが、まだまだ初心者です。皆さんの道具と比較すると恥ずかしい物ばかりですが、今現在の必要最小限で、ある程度満足しております。そもそも値段に比例したほど魚が釣れる訳でもありませんし、お気に入りの道具は逆に安いものが多いです。

釣れる魚を釣るために、一応の道具は揃えています。なんせお魚に合わせないといけませんので。そこで、道具はできるだけ大安売りのセールで大量に購入するようにしています。時には馬鹿みたいに買うものだから定員さんがびっくりしています。特に仕掛けは1年分を購入します。そのため釣具屋さんに行くのは、普段は餌を買いに行くのが目的です。

竿は安物の中通しを何本か買いましたが、ラインの出が悪くてしかも振り出しのせいか強度不足のため次々に折れてしまい、ガイド付きの竿がメインになっております。しかしPEの扱いにくさやサビキのラインへの絡まり、夜釣り時のライントラブルを考えると中通しは捨てがたく、ほんの少し値段の張るものを購入し始めています。値段のせいか、ラインの出もそこそこ満足できるため、今後は中通し竿をメインに揃えるつもりです。



1.メバル延べ竿でさぐり釣り
2.チヌ竿で浮き釣り
3.船竿で胴付き仕掛け
4.船竿で天秤仕掛け
5.投げ竿で投げ釣り
6.
ルアー竿でルアーフィッシング
7.その他
8.釣具屋さん
9.



メバル延べ竿でさぐり釣り
 4m位の所に船を掛けて、小さなオモリで仕掛けを底に這わせて釣ります。まさに磯場で釣るのと同じで、足元が岩か船かの違いだけです。小物釣りですが、あわせると同時に竿が鳴るし、大物がかかった時には竿でためるしかありませんので興奮します。仕掛けは1本針を手作りです。オモリはかみつぶしの大か大大です。2号のラインは付けたまま巻きとって竿にセットしています。針は以前チヌ針を使っていましたが、今は餌のエビ君のもちがいいような気がしますのでメバル針の9号です。ハリスは0.8号がメインで、時に1号を使います。1号より太いハリスを使うと根掛りした時に困ります。

先調子の硬調6.1mですが、とっても軽い。 浅い浮き釣り用の浮きゴムもセットします。

チヌ竿で浮き釣り
 5,6m位の所に船を掛けて浮き釣りをします。棚は1ヒロから竿1本までです。遊動浮きはほとんど使いません。浮きがゆっくり沈んであわせる時の感じが何ともいえません。以前はよくチヌを狙っていましたが、最近チヌをターゲットに釣行することはなくなりました。この手の軽量小型リールに左手巻きがありませんのでしかたなくこのリールを使っています。もっともリールでやり取りをするのはハネぐらいしかありません。チヌも3歳になると糸が出ますが、もっぱらラインを巻いておく道具と考えています。

極端に先調子の1号チヌ竿5.3mです。 どんな魚だろうとほとんどこの仕掛けで対応。
全体にダイワの製品が多いです。 これはレバーが左右付け換えれます。
電気浮きです。最近のものは本当に明るい。 主に使っている棒浮きですが、こだわりません。


船竿で胴付き仕掛け天秤仕掛け
 ほとんどの釣行で使います。竿は2.1mの胴調子をメインに使っています。長いと片手では負担が大きすぎますし、最近PEを使うものでライントラブルが多く、取り回しも楽な様にこの長さを使っています。水深は10mから40mで、オモリは10、20、30号を使いますのでその辺の硬さの竿を選んでいます。始めは先調子を使っていましたが、今は食い込み重視と考えております。写真の竿は安物ですが、大きい魚が掛かったときは手元からしなってくれ、それでいて張りがあります。すぐに予備を買いに走ったのですが、どこの店にもありませんでした。道糸は小さなあたりも感じることができますので全てPEになってしまいました。できればもう少し腰があって欲しいのですが、コーティングをしたラインがこの辺のお店で売っていません。太さは2号を使っています。

お気に入りの竿、3000円位でした。 なんでもこのメバル仕掛けです。
糸の出が抜群に良いので多用しています。 胴調子の船メバル専用竿です。

上のメバル仕掛けは枝針の間隔が長いと、仕掛けの台紙も長くて収納に不便です。メーカーさん何とかならんでしょうか。

アジサビキは主に6本針を使っていますが、最近10本針の仕掛けもありまして、これを半分にして使うと安上りですね。1度に10匹も釣れた魚を外す時は釣りではなく作業になってしまいますので楽しさも半減です。

泳がせ釣りでは、ツバスの口に合う豆アジを釣るには、アジの11号では針が大きすぎる様に思います。しかし10号だとハリスが2号なのでツバスの大きさによっては心配も出てきます。悩むところですが、右のヒラメサビキを見つけて使っています。これはハリスがとても太くて、しかも針はメバルの8号ほどの大きさです。小魚が弱ったときは、竿を強引にしゃくって小魚を振り払っても全く心配いりません。この呑ませサビキは8本針なので中間で切って4本針で使っています。

サビキ仕掛けの1部です。 のませサビキ。本当にヒラメが釣れました。

カワハギや小物の浅場での竿です。 カワハギの仕掛けです。

この竿は先調子です。できればもっと先調子がいいのですが、振出ではこの程度までです。並継ぎは一々仕掛けを外さないとしまえないし、かさ張りますので我慢しています。PEの0.8号を使っています。カワハギの仕掛けは3,4、5号で超ショートハリスを使います。なぜか特価セールに中々なりません。カワハギ祭りでもしてもらえんでしょうか。

キス天秤の一番長い物を使っています。 2本針が主で、時に3本針を使います。

天秤仕掛けは、ガシラやキス、アブラメ、カレイ狙いで使います。つまり餌を底に這わせる釣りで使っています。胴付きは根掛りするとよくオモリを持っていかれますがこちらはハリスが切れて天秤もオモリも長持ちします。落とし込む時にハリスがラインに絡まないように注意が必要です。

リールですが、スピニングは使いません。巻き取る時は同じなのですが、落とし込む時にあたりが取りやすいし、すぐに巻きとれるからです。ただし、最近レバー付きのスピニングを利用して、レバーで落とし込むことをしています。ダイワ製品はロックがかかりそのまま置き竿にできますので便利です。以前置き竿にしていて竿を持って行かれた事がありましたので、今は邪道ですがレバー付きにドラグの付いたものを使用しています。

頑丈なんでしょうが、少し重い気がします。

それと私は左手巻きなもので、スピニングはいいのですが両軸の安いリールがありません。どういう訳か、何十年も前に最初に手にしたスピニングリールがイギリス製で、左手巻き固定のハンドルでしたので以来左手巻きを違和感なしに使っております。竿はほとんど右手で持ってあわせを入れますので、空いている左手で巻くほうが能率もいいように思うのですが、好みの問題でしょうか。写真のリールはダイワですが塩に弱くて困っています。塩のせいで3個が寄せ集めの2個になっています。性能は抜群に良いのですが残念です。各メーカーさん、安い左手巻きの塩に強い両軸リールを作って下さいね。

これはシマノの製品です。 これがダイワ、レバーはリョービです。

下のリョウビはどっち巻きも同じ値段で好感が持てますが、棚でリールがストップするボタンが付いていて、大して便利とも思えませんがそこから塩水が入るようです。加えてギヤ比が小さく、巻き取り量が少ないので深場から仕掛けを上げる時はイライラします。もう1つメーカーはよく分かりませんが、大安売りの3980円で買ったリールはなかなか頑丈そうで、まだあまり使っていませんが長く付き合えそうです。

リョウビのリールです。安いので2つ買えます。 これは大安売りで買いました。

近辺の海の水深はあっても40mですので、電動リールなんて不要なんですが衝動買いをしてしまいました。従って滅多に使いません。船に積んでいるだけです。でもこんなに小型の電動ですので、これでケーブルがなければもっと使うのになあ。

電動で左手用は無いようです。

その他の竿も積んではいますが、使用頻度が極めて低いですね。お店で買うときは魔法にかかった様で、如何にも釣れそうな気がするんですが、気がするだけです。本でもそうですがお気に入りを手にするのは難しいです。

先調子なので、カワハギ用ですが??? 竹ざおのようです。イカに使っています。


投げ竿で投げ釣り
船の場合そんなに遠投する必要はありませんので、どんな竿でも投げます。ただし、アブラメやカレイなどは4、5本出しますので専用の投げ竿を積み込むこともあります。しかし投げ竿は竹の棒を持っている様で好きではありません。生意気をいうと、そもそも釣るというより勝手に釣れるというのが嫌いです。もちろん釣れないよりは釣れる方がいいのですが、オモリより軽い魚が釣れていた時は情けなくなります。

投げ専用の竿4.1mです。 2本針が主で、時に3本針を使います。


ルアー竿でルアーフィッシング
小魚がナブラを作って、しかもボイルがある時に、バイブレーション等を投げます。偶にしかありませんが、ルアーのお陰で大釣りをすることがありますのでルアーは何種類か常備しております。ちなみに流行のメタルジグを使ったジギングは船竿でやります。今までにいい思いをしたことがありませんし、疲れますが時々挑戦しています。

お気に入りのルアー竿です。ちと高かった。 良く使うルアーです。どんどん増えます。

ルアーは種類が多く、色とりどりなので選択に悩むところですが、魚のいるポイントの方が重要です。それと魚の餌の小魚の大きさです。引くスピードとかアクションも影響するのでしょうが、結果オーライなので比較ができません。後、ワーム系も持っては行くのですが、今まで釣れたためしがありません。


その他

集魚灯。電力はたったの33ワットです。 アイソレーターとバッテリです。
インバーター、100Vを作る機械です。

インバーターもバッテリーも安売りで購入したものです。このインバーターは正弦波出力を発生しませんので、この種の蛍光灯はダメだと思っていましたが、使ってみると問題なし(今の所)に使えます。点灯時がちょっと不安ですが気にしないようにしています。変換効率を考えても4A程度ですので10時間は無理ですが、5時間は問題なしで使えます。バッテリの充電はアイソレーターを経由せず直接定電圧電源で行っています。このアイソレーターは過放電のガードにのみ利用しています。

2種類のたもを積んでいます。 クーラー大とエビ箱です。

もう少し短い柄のたもが欲しいのですが、帯に短し、たすきに長し状態です。思った長さの物を作るしかないようです。クーラーは、なぜか大きいクーラーを持っていった時はボーズが多い気がします。エビ箱は中に網が入っているものはエビが長持ちします。少々エアが切れても大丈夫です。

オモリの種類と容器 大安売りでこのタイプを購入します。

オモリは棒状の物で20、30号を多用します。沈むときにゆらゆらと落ちて行きますが、根掛りが少ないような感じがします。その他のオモリは六角オモリを使います。10号と40号を少し入れています。

釣具屋さん

赤穂の姫路釣具。赤穂御崎に行く道沿いです。 津野釣具です。赤穂のお城の北にあります。

津野さん所は近場の情報が聞けます。家から近くて、港に行く途中に寄ります。どちらも餌は豊富ですが、姫路釣具の方が餌の元気がいいような気がします。ただし、姫釣は消費税がつくのでポケットの中が小銭でジャラジャラするのが難点です。餌を減らしてでもピッタシにして欲しいものです。

龍野のフィッシュ・オンです。龍野ICのすぐ。 姫路勝原のポイントです。勝原橋の東です。

少し離れていますが、仕事帰りにたまにお世話になる釣具屋さんです。大安売りのチラシが入った時は目玉商品を仕入れに行きます。でも、普段の価格で購入するとなんか損をした気分になります。特に安売りのシールを剥がした跡のある品物は気分がよくありません。せめて在庫が切れるまでその値段にしておいて欲しいものです。フィッシュ・オンは揖保川のせいか、鮎関係が豊富です。また、さすがリョウビの製品はここでしょう。ポイント&ペグは半分がアウトドア用品を扱っています。釣具は全般でおいてくれています。

以前姫路にレジャックスという安売りの店があって、よく利用していましたが閉店してしまいました。あと、フィッシングカンパイとまるは釣具にもたまに顔を出します。皆さん、大安売りの情報がありましたら掲示板にお願いしますよ。ただし、○は釣具にはもう行きません。今まで安売り商品で良かったことはありませんし、アフターがさっぱりという事がよく分かりましたので。


大体の釣行で、シラサ1杯を持参します。大物狙いのときはシラサで大型の地エビにします。ブツエビはメバル用ですが、撒餌にも使って、ベテランはキロ単位で買って、どんどん撒餌を入れます。虫餌は、ほとんど石ゴカイを使います。そもそもこの辺りにはいない青虫は何となく抵抗があります。高いですが時に本虫を使うこともあります。

最近は色んな練り餌、団子が出ていますが、最初からあった生ミックを使っています。この辺りではほとんどの人がこれを使っていると思います。原料が何なのか分かりませんが、生き餌と同等にたくさんの魚が釣れます。昔、スズメバチがこの生ミックに集まって来て困ったことがありますが、何でも釣れると袋に書いてある通りハチでも釣れそうです。

シラウオでなくシロウオです。透明なのは同じですが、こちらは胴体の中ほどに色の付いた部分があります。春先の1時期、餌屋さんに置いてありますが、イカナゴは販売してません。そこでイカナゴは坂越の漁港で分けてもらいます。もっとも何時でも手に入る訳でもありませんので、ほとんどシロウオを使っています。ガシラやソイの大物が釣れると聞きますが、モロコはほとんど使いません。

シラサエビ、オールマイティです。 ブツエビ、小さいので刺し難い。

石ゴカイ、小物釣りの餌です。 青虫、大きいものは鉛筆ほどあります。

本虫、カレイ、アブラメの餌です。 生ミック、お気に入りの練り餌です。

シロウオです。春メバルの餌です。 イカナゴ、これも春メバルの餌。

モロコです。ガシラ、ソイの餌。 言わずと知れたオキアミです。

これも有名なアミブロック 撒餌用の団子を作ります。