1.インプレッション
2.インテリア
3.GPS魚探の取り付け
4.ガソリンタンクの増設
5.竿受け取り付け

6.竿たて
7.ソーラーパネル





インプレッション
ヤマハのホームページから削除されましたが、お気に入りのボートです。何せ安くてオールマイティです。もっともそれは、パソコンと同じで専門には向かないという意味でしょうけど、今のところ満足しています。HTなので少々の波でも濡れることはありませんし、雨にも対応します。フィッシングスペースが狭いですが、3人ならなんとかなりますし、バウバースが広いのでキャビンまではいきませんが気持ちリッチになれます。

最近エンジンの音が低速時に振動を伴ったものが気になり始めました。アイドル中の振動が大きくなったような気もしますが、快調ではあります。

ガソリンとオイルを大食いしますので、どうしてもディーゼルに目がいってしまいます。ただマリーナの方に言わすと、メンテが大変だそうです。しかし、軽油の40円は魅力的です。

海上係留をしています。 役に立ってないエンジンカバーが特徴でしょうか。

インテリア

何処からインテリアか区別が付きませんが、そのあたりの写真です。

カバーなしなもので、埃まみれです。 シンプルそのもの。シガーライタを右下に付けました。

バウバースです。物置ですがプライベート空間です。 足が写ってしまいました。

トイレの場所はクッキングスペースです。 非力ですが、快調なエンジン君です。
バースの側面に仕掛けを吊るしています。


GPS魚探の取り付け
これも安上がりのものを選びました。最初からマリーナさんがサービスで魚探を取り付けてくれたのですがGPSがありませんでした。霧の中、家島を目指して船を走らせて島が見えたので着いたと思ったら、相生の沖にある島だったということがあり、GPSの必要性を痛感したことがありました。元々の穴が大きかったので、アクリル板を重ねて取り付けました。アンテナはHTの中でも受信できる様ですが、あえて外に付けました。

ICOMの製品です。液晶が小さいのが難点。 こんなアンテナですが、取り付けが素人です。
ヤマハの8.4インチにレベルアップです。

これで3つ目になりますが、モニターが大きくなっただけで性能的には変りません。それどころかGPSの性能は低下したような気がします。アンテナもマツタケのようなものを屋根に付けてるのですが、誤差が大きい様です。魚探は出来るだけ詳細表示ができるように縦に表示していますが、これも余り意味がありません。横の方がセンス良かったですよ。価格的にはICOMの製品はお買い得だった感じです。そもそも外部データに水深情報があると思って購入しましたので、その分何か損をした感じがあります。お陰で海底地形図は計画段階で中止となりました。初めは写真のように取付金具をステンでピカピカにしていましたが、つや消しの黒で反射を抑えています。

センサーの取り付けを外にして感度を上げ、バックのときの泡噛みの影響をなくす位置を考えていたのですが、少々の工夫では無理と判明しましたので、前と同じ船尾の船底に貼り付けました。感度は低下してもS/N比が低下しなければ良しと考えました。その内ICOMのものをバック専用で補助的に使えるようにしようと思っています。

ガソリンタンクの増設
はじめは、ヤマハの24Lタンクが3つ付いていたのですが、すぐにガソリンチューブを差し替えないといけませんでした。そこでREGARの40Lタンクを購入し取り付けました。お陰でほんの少しですが、ガソリンの運搬も20Lの縦長の容器を使い、運び易くなりました。それでも非力なもので、容器も鉄以外の軽いものを探していますが見つかりません。

リガーの40リットルタンク。 運搬用の20リットルタンク。
タンクをステンのヒンジを利用して固定。 液量メーターの器具で、簡単な構造です。

ところが、1ヶ月ほどで残量メーターがゼロになり、中を見てみるとフロートが浮力を失っていました。フロートの工作が悪く、ガソリンが中にしみ込んだ状態でした。メーカーに連絡するとすぐにフロートを3個送ってくれたのですが、同じような工作の代物でした。ガソリンに侵されない材質の発泡材質を型にはめて作っているのですが、大きさが合わない分削っており、そこの面は小さな穴がたくさん開いているのです。

仕方がないので半田ごてで溶かして穴を埋めたのですが、中々完全には密閉できませんでした。しばらく騙しだまし使っていたのですが、我慢できずにもう1度メーカーに連絡しましたところ、他でも苦情が出ているので、現在開発中であるということでした。でも、いつになったら出来るのか未定ということなので、再度送付してもらい、今度はエポキシ系の塗料とウレタン系の塗料で密閉を試みましたが、ガソリンの中に長時間入れておくと変質してしまい、大丈夫だろうけど精神的に良くありませんでした。

ところが最近、自動車のメンテナンス用品でガソリンタンクの修理パテというのを見つけましたので、早速使ってみました。結果はまだ出ませんが、今のところ何となくいい感じではあります。しかし残念ながら、これも長時間の使用には耐えられませんでした。もっと肉厚にすれば良かったのですが、もともとの材質とのぬれが悪い様で、最終的にはそこからしみ込んだようでひびが入っていました。他に適当なものが見つかりませんでしたので、瞬間接着剤でモールドして使っていました。メーカーに再び連絡を入れると、新しい器具が送られてきました。これで1件落着のはずです。

念願のステンのタンクです。

特価で2つ購入しましたが、初めから表面が歪んでいるんですね。ガソリンを入れるともっと歪が出たようです。さびなくて良いし、取っ手が3つあって格好は良いのですが、すこしがっかりです。良いもので長く使えるものはなかなか巡り会えませんわ。

竿受け取り付け
やはりREGARの製品です。船に穴を開けるのは、少し抵抗もありましたがうまく付けることが出来ました。船のFRPが思ったより簡単にドリルで穴が開くことも分かりました。今の仕事場では何も作っていませんが、一応工学部出身なものでこれぐらいは出来ます。写真とは別に角度を変えられるものも購入しましたが、そちらはパラソルの専用金具になっています。

後部左右とHTのすぐ横に1つ取り付けました。 無関係にポンプです。ほとんど使いません。


竿たて
本来トイレを設置する場所ですが、配電盤の位置に竿を立てれるようにしました。

現在使用中の竿たちです。 下は何もありません、引っ掛けている状態。

ソーラーパネル

バッテリーの性能が低下しているような気がしましたので、ソーラーパネルを購入して取り付けました。この大きさでも0.5Aタイプです。実際直射日光時は起電力17vで短絡電流は0.4A流れます。予想以上に高性能だったので満足しています。いっそ50wタイプで屋根全体に取り付けると強力な電力源になりそうです。ただし晴天の場合だけですが。

屋根の片隅に取り付けました。 タッピングで固定。屋根に穴が開きました。


1月11日 マイボートのメンテナンス
マイボートも5年が過ぎてハンドルのワイヤーに不調が出ました。先日マリーナで修理したのですが、依然ハンドルが重いためもう1度丁寧にメンテナンスをしました。修理してもすぐに再発するからとマリーナの方に油圧を薦められましたが、当然出費が必要です。まあ、出来る範囲でやってみました。しかしこのワイヤーって消耗品だと聞いてびっくりしました。車だと廃車にするまで交換なんてしないと思うんですが。
この部分に潮が入り込んで、最初はハンマーを使って叩き出しました。でも、問題はその中の部分です。この内部に錆が出ていたのですが、2重になっていて取り外すことが出来ません。油を注しながら出したり入れたりを繰り返して錆を洗います。ハンドルを外そうとボルトを緩めましたが外れませんでしたので裏のハウジングを分解してワイヤーを押したり引いたりしながら作業をしました。心持軽く動くようになったので、元に戻して完了としました。
エンジンも1100時間になってます。最近遠出が多くなった事と、ほとんどアンカーを入れずに流し釣りをするせいで急激に増えました。しかしガソリン代はいくら使ったでしょうね。未だに快調ではありますが、プラグが結構いたんでいましたので予備のものに交換しました。ついでにエアークリーナーも掃除して、と思ってカバーを外すと中にはフィルターは入っていませんでした。素人工作ではこの程度でしょうか。4サイクルに変えようか、ディーゼルも捨て難いし。でも快調な間はこのエンジン君に頑張ってもらおうと思っています。