６月６日　中瀬

今日は初めてのお客さんを乗せてイカ釣りです。かなり前から予約で仕事を終えてすぐさま赤穂まで。風予報は大丈夫だったのですが、結構風が残っていましたので判断が出来ないままエサの調達や何やで結局出船が7時を回っていました。小豆島が近づくと西からの風でスピードが出せませんでしたが、小磯を過ぎたら順調に南下できました。もう暗くなっていて他船の明かりを目掛けて進みます。平日ですので多く見ても20艇ぐらいでしたか。 潮は満ち潮でしたので東側に向かいます。中でも一段と明るい船がアンカーを入れていますので近づいてみると、何とEXさんでした。状況を聞くと来たばかりの様で、潮が早過ぎるということでした。こちらも少し離れてアンカー投入し仕掛を準備します。仕掛を入れるとラインが斜めになって良い感じ。ただし魚探には全く反応なしでした。それでもしばらくすると20mぐらいでイカが釣れて一安心。そして風も落ちて、時には無風状態にもなって釣りやすい。

仕掛は集魚ライトの下に餌巻きテーラを1つ付け、後は2号の浮きスッテにしました。こちらはポツポツと釣れましたが、お客さんは不調。そんなに技術の要る釣りではないと思っていましたが、イカの反応が判らないらしい。まあイカも小さいし竿は今日が初めてということもあったのかもですが、魚の様なアタリをイメージしていたようです。仕方がないので指示した棚で定期的にシャクリを入れるようにしてもらい、少しでも重みを感じたら巻き上げてみるようにしてもらって何とか釣ってもらえました。そのせいか彼が釣ったのは良いサイズばかりでした。しかもこちらはエサ巻きでしか釣れないのに、エサでなくスッテばかりで釣っていました。 潮が緩くなるまで40ぐらい釣ったでしょうか、次第にアタリが出なくなると共に疲れが出てきてキャビンの中に入ることが増え、何回かうつらうつら状態に。引き潮が流れ出す前に場所移動しましたが、ほとんど潮が動かないままでした。やはり潮は早過ぎるぐらいが良い様な気がします。気が付くと空が白んでいて、最後に少し追加して終了としました。アンカーを上げて気付きましたが、岩場には漁師さんが網を入れていて、今回は2回とも離れたところにアンカーを入れていたのが正解でした。 しかし昨年F君も同様でしたが、イカが抱きついた時の重みを感じることが出来なければ釣果は望めませんよね。次に初心者の方が乗ったなら先調子の竿で、集魚ライトも外して釣ってもらいますわ。ちなみにカメラの電池切れで釣果の写真なしですがたぶん50ぐらいでした。今回のように金曜日に出ると土日と身体を休めることができますので、来週も天候が許せば同じパターンでイカです。そうそう、本日ちょっとGOODな小物を見つけましたので次回はそのテストも楽しみです。