6月30日 極近場 
今年のイカは終了。良い情報もなかったので虫を購入してゆっくり出船しました。ところが港を出ると結構な波。とりあえずエサがあるので近場にアンカーを入れて。釣具屋さんの情報ではダイチョが釣れているらしいので超小物狙い。でも釣れるのは小型のキス。やたらエサを取られると思ったらミニミニサイズのハゼが居ました。少し波が収まる感じもしましたが早々に撤退でした。


7月1日 1番ブイ 
昨日がそんなことでしたので気合が入っています。予報も曇りで穏やか、6時には港を出ていました。東方面も考えましたが余り状況が良くないようなので小豆島に決定。昨日の植野丸さんから状況も聞いてはいましたが海は想定範囲外が付きもです。それに先週マルアジが釣れたので最悪1,2番ブイを覚悟で南下です。途中にナブラを見ること無しに到着。金ヶ崎は他船も居なくて魚探反応もなし。ドラマは起こりそうな気配なく、さらに南に進みながら魚探反応を探します。適当に各ポイントで仕掛けを入れますが、魚探反応も少なくあたりは1度もないまま久しぶりの風の子に到着。

しかしここにも他船は居なくて、うっすら見える2番ブイ方向も船が居るような感じなし。計画を誤ったかと思いながら島を回ると、1番ブイ方向に船団発見です。沈んだ気持ちが一転、大急ぎで参戦させてもらいました。ポイントは広く、20mぐらいで魚探反応が出ると確実に釣れました。ほとんどダブルかトリプル、時には針の数だけ釣れますので、船べりでの放流も気にならず、常に抜き揚げ。正味1時間程で、2時間もすればクーラーに入りきらない。タチウオもそこそこ居る様で、途中で針を3本切られ、他船でも釣り上げているのを見ました。仕掛けを片付ける時に気付いたのですが、鉛に結構歯型付いていたのには驚きました。
ただしサイズが問題で、一番大きくても30cmありませんし、ほとんどが25cm以下でした。何せクーラーに押し込んで持ち帰りましたが70匹も居ましたから。それに釣れても余り楽しくないんです。まあ釣れ過ぎというのもあるのですが、それが自動サビキ機の竿ばかりに釣れて、釣っているというより魚を外す作業ばっかしになっていました。不思議なことに手持ちの竿で同じように動かしても差が出るものだからプライドも傷ついて。もちろん同じサビキに同じ棚に合わせていてもですよ。まあ作った甲斐はあるというももの嬉しいような複雑な心境です。

今回はもう1つ発見がありました。サビキはチョグリを使ったのですが、手作りした荷造りヒモのサビキにはあたりが少なかったです。よく見ると橋本産業のチョグリは同じ緑でも少し青みがかかっていました。僅かな色の違いでも明らかな差が出るようです。他の色のサビキも試しましたが当然あきませんでした。今思えば他にも試せば良かったのですが、その時は気が回りませんでした。釣れない時は色々頑張るのですが、釣れていれば考えることをしませんからね。

で、少し東の風が出始めましたのでアンカーを入れてのんびりした後、ゆっくりと大角から風の子の魚探反応を調べながら北上。お決まりの金ヶ崎も少し流して、穏やかでしたのでもったいなかったのですが帰港としました。