9月23日 近場 
どこも状況が良くないのと予報で北風と出ているし、実際朝から風がそよそよしているので近場のカワハギに決定。エサは剥きエビと生ミックを持参して鶴島の北側に設置されている筏に向かいました。ちなみに西側の筏は台風に備えて非難させていたものを漁師さんが再度設置していました。台風は直撃を免れましたので少し風は吹いたのですが、予想以上に濁りが残っていますのでカワハギは全く見えません。まあ見えなくてもほとんどエサがなくなりませんでしたのでカワハギ君は居なかった様です。隣の筏に上がっていた方も数が少なく、カワハギが競い合ってエサを取らないから釣りにくいとぼやいていました。
筏の周りに小魚が群れていましたがイワシのような感じ。例年だと小アジが群れているのですがおかしいですね。半分ぐらい逃げられて持ち帰りは4つでしたが、それでも道具は一昨年作ったものが筏にマッチしている気がします。サイズは最大で22cmですのでもう少し釣れたらいいのですが、今月末には筏を移動させますので今後は岩場で狙うことになります。でも風が強くなったので岩場の調査に切り替えましたが、突然に小フグが急増ですので今年も近場のカワハギは手ごわそうな感じです。
筏に船を掛けてぶっこみでチヌを狙っていた方は何匹か釣り上げるのを見ました。それに竿を曲げて長いことやり取りしていたのはスズキでした。またお隣さんは大多府の方ででチヌが2つだったという情報をもらいました。港の前のイイダコは1回流して10ほど釣れましたのでまあまあでしょうか。でも今年はサイズがバラバラです。しかし何故なのかはおそらく人智を超えているのでしょうね。


9月24日 院下 
今日は出れない可能性もあったのですが、家の用事がキャンセルになったので出船となりました。が、小豆島の状況は悪いし近場は昨日と変わらないと思い家島方面に向かいます。まあ小豆島と似たような状況を覚悟しながら港で準備していると、昨日小アジが釣れたという情報を頂いて泳がせに期待しながら船を走らせます。しかし小豆島とそれほど離れていないのに、こんなに状況が違うのに驚きました。院下の南から各ポイントはすばらしい魚探反応。やはり自然は偉大ですから予想を越えていますわ。
サビキを入れるとすぐにイワシが掛かって泳がせ開始です。グイグイして今にも竿が大きく曲がりそうな予感。でもちょっとグイグイし過ぎでした。イワシも20cm近い大きさでパワーがあります。さらに同じ様なサイズのアジやサバが同時に釣れていたりママカリが付いている事も。イワシだけでも置き竿にしていると仕掛けが縺れてしまいます。しばらくは緊張して青物のあたりを待っていたのですが、他船でも竿を曲げているのを見ませんし、次第に諦めモードに突入です。同じ港の船が昨日もダメだったと帰って行きますので尚更ヒートダウン。

それでもポイントを移動したり大きなビニールの仕掛けを試したり、昨日の残った剥きエビもやってみましたのですがどれも不発でした。まあこれだけエサが豊富だとおそらく狙いの大物は満腹状態だったと思います。例年このイワシの群れは突然居なくなったりしますのでその時がチャンスかもです。それでも豆アジは居ませんので持参するか、もしかしたらビニールの出番でしょうか。今後は家島方面に通うことになりそうな予感です。