8月30日 家島から風の子まで 
本日お休みを頂いてF君と出船しました。風の子の情報もあったのですが、乗合船の情報では家島でもツバスが数釣れているようなのでそちらに向かいます。まずI島の南の調査ですが魚探反応は皆無。続いてK島の西の水道も同様でしたので、M島の西側、さらに西のDの瀬に回ります。少しは反応が出ましたが、餌には大きすぎる小アジが僅かに釣れるだけ。困り者のサバは居ませんでしたがイワシの反応は全くありませんでした。まあ潮がほとんど動いていなかったせいもあるのでしょうが、その時情報源の乗合船が南に向かって通り過ぎて行きました。

こちらも家島を諦めて小豆島に向かうことにしました。まず小磯の灯台ですが他船は1つ。反応も少しはありましたが仕掛けを入れてもあたりは出ませんでした。次は金ヶ崎です。こちらも他船は2つ、満ち潮が適度に流れ始めていたにも関わらずここは魚探反応はほとんど出ませんでした。仕方なく南下することにして移動です。今にも雨が落ちてきそうな曇り空でしたので視界が悪かったですが、風の子が近づくと船団ができているのを発見。数日前に頂いた海案丸さんの情報通りの場所に10艇ぐらいが流していましたので近寄ります。例の乗合船がツバスを上げていました。さすがに船長は上手い。他船ではポツポツだったのに連続して取り込んでいました。近寄って見ると、手釣りでサビキはオレンジ色の小さな魚皮のようでした。半分ぐらいの船はジギングで釣っていましたが、ジグにダブルで釣っている方も居ました。

こちらもF君と交互に釣ります。どういう訳か同時には釣れないんです。ベイトはイワシでサイズは5cmから8cm位が針に掛かっていました。魚探反応は中層に真っ赤になるほどのイワシが出ていました。お互いに20ほど釣ったのですが、サイズが小さく30〜35cmぐらいで一番大きなものでも40cmは居ませんでした。F君はハネを2つとこちら巨大なママカリを1つ釣ったのですが、次第に緊張感がなくなってきたのとタイの引きを味わいたくて島の周りを調査することに変更です。それにもう1つの問題はF君のクーラーが小さいものでもう満タンになっていました。まあ狙いのタイは釣れなかったですが、もし釣れていてもクーラーには入りませんでしたわ。
この魚はヒラといって岡山では珍重されているそうです。ネットで調べると面白いことに岡山という名前で流通しているらしい。でも煮付けにして頂いたのですがイマイチ好みではありませんでした。味付けがまずかったのでしょうかね。F君のクーラーの写真は撮りませんでしたが、私の釣果は小型のツバス24匹でした。
ポイント情報ですが、風の子の北側全域で25mから30mぐらいの広い範囲にイワシの反応が見られました。満ち潮で北から流れており水道の浅いところは流れが見えていました。イワシの反応とは違った反応もありましたが、反応の全くないところでも釣れましたので高速で泳ぎながらイワシを追いかけているようです。何故かイワシの群れも散ることをせずに固まった状態のままでした。これはイワシのサイズが小さいからでしょうか。あたりは落とし込みで結構釣れました。

しかしこの感じですと今年の家島は不発になりそう。ツバスも小さいし近場のカワハギ狙いでも頑張ってみようかと考えています。油代が値上がりしていますのでちょうど良かったかもです。とは言いながらグイグイは捨て難い。ちなみに帰りに金ヶ崎に寄って少し流したのですがやはり魚探反応は無かったです。ただし他船がイケスから取り出した魚が一瞬見えたのはメジロのような感じでしたよ。やはりグイグイは捨て難いですね。