12月28日 マナイタ 
本日家の片付け予定でしたが、煙突の煙が次第に上に伸び始めましたので急遽調査に切り替えました。とは言えまだ西風があって小豆島までかなりの波でした。小磯の手前も少し白いのもあって流しにくいスタートでした。さらに魚探反応がほとんどなくて当然あたりも全くなし。10艇ほど居た船も少なくなってきましたのでマナイタに移動しました。こちらも50ほどの船は広い範囲に散らばって釣れている感じはありませんでした。

北西側で良い魚探反応がありましたので、仕掛けを入れますと60cm級が釣れました。すぐにもう1つ大物の手応えがあったのですが途中で針外れ。それからは何回も針外れが連続しました。あたりももたれたような感じが多く、水温の低下で魚の活性が下がっているようです。徐々に風も収まって釣りやすくなったのですが釣果は伸びず、最後に小磯に戻って1つ追加して本日終了となってしまいました。



12月29日 マナイタ 
本日は大蔵省の接待です。ゆっくり港に行き、出船前に港の名人に連絡をすると小磯で釣れているとのこと。さっそくそちらに向かいました。到着すると昨日と違っていい魚探反応。仕掛けを落とすとすぐにヒットです。続いて底で根掛りの感じで大物ゲット。今度は中型でしたが、竿をお客に渡してグイグイを楽しんで頂きました。今日は最初からチョグリ仕掛けで始めたのですが、ビニールに交換してみますと、やはり乗りが悪いようでした。その後あたりが遠退きましたのでマナイタに移動です。釣り方をレクチュアーして流していると、今度はきっちり合せを入れて初のタイを釣り上げました。
この時サビキに10cmぐらいのイカナゴが掛かっていましたので、タイはこれを追いかけていることが判りましたよ。要領が分かった様で竿をもう1つ用意して2馬力で釣ります。私は10cmのビニール、お客はチョグリ仕掛けにしました。しばらくポツポツだったのですが、引き潮が流れ始めて入れ食いモードに突入。周りの船も皆さん竿を曲げていました。仕掛けを落とし巻き上げると同時に釣れている状態でサビキの種類やや巻上げ速度なんて無関係でした。驚いたことにチョグリが完全に飲み込まれているのもありましたわ。
入れ食いモードが終了するとお客様が疲れたようで再び1馬力に戻りました。移動しながら反応のあるところに仕掛けを入れますとあたりはあるし針にも乗るのですが、昨日同様に途中で外れてしまいます。やはり活性が低いと食い込みが浅いのでしょうね。ビニールも以前のような絶大な効果はなくなっているようです。マナイタの北側で少し釣って、最後に小磯に回って大物を狙いましたが、本日終了としました。
お客は初めてのタイ釣りで8匹ゲット、60cm級が2つと50cmアップが4つで小型が多いですが全部でジャスト30でした。海も穏やかでしたし釣果にも恵まれて、今年を締めくくるに値する釣行が出来たことに感謝します。併せて今年1年たくさんの皆様にお世話になりましたことのお礼を兼ねまして65cmの鯛をアップします。来年も皆様と一緒に楽しい釣行が出来ることを期待しておりますので宜しくお願いします。では2006年が皆様方にとって良いお年になりますように。