3月15日 マナイタ 
最近土日が仕事で潰れ、また天候にも恵まれず久しぶりの釣行になりました。皆さんの情報から判断して以前から予約していたお客を乗せ、マナイタでタイ一直線です。ところが、肝心のお客が前日に飲みすぎでキャンセルになったので、予定より少し早めに1人での出船でした。到着すると、もう20隻位が船団を作っています。ちょうど干潮だったせいか、皆さんのんびりしていました。1,2つ釣れましたが、周りの船も忘れた頃に上げている状態。

しばらくして高原さん発見。黒い方がそうですね。もう1人はお師匠さんでしょうか。マナイタの東側で交互に竿を曲げていたような。数日前、午前中の釣りで30匹、しかも60cm級を2つ釣ったのがこの船ですよ。潮が動き出したら釣れてくるとアドバイスを受けた通り、その後地合が来ました。途中であたりが出なくなったので中瀬に移動されましたが、そちらはダメだった様で釣果2人で12匹だったそうです。

で、本日の1番の収穫ですが、中島さんに初めて挨拶が出来ました。まだお若いですが、彼はサラブレッドですので皆さん気を付けて下さいよ。最初から青物を釣りまくるので只者ではないと思っていましたが。今日の釣果は5つと言ってましたが、大物を逃がしたようです。船はFC-23で、この冬に2次ステーションを手作りされていて、流し釣り対応にバージョンアップされてます。ただ、本日のお仕事がどうなのかは聞かないようにして下さい。

さて、釣りの方ですが、満ち潮が流れ出した時が地合だったようです。でも1時間ぐらいでしたか。マナイタの北側は魚探反応も少なく、皆さん東から南側に船団を作っていました。その時は周りの船でもパラパラ釣れていました。中には50cm級を上げている方も居ました。でも、群れが小さいのか、他船も含めて同時に竿を曲げるほどではなかったです。また、釣れている船にスリスリしても効果はなかったですわ。ダブルも1回のみ。もう1つ、今日はある方から電話があって突然に地合が去ったような。

EXさん、それはあなたですよ。ちょっとショックでしょ。ウソウソ、電話があった時はすでに終わっていましたよ。イケスに10匹位入っていましたので大型を狙おうと色々なビニールを試していたのですが、周りの船もほとんど釣れていませんでした。で、メバルも釣りたいしという事で仕掛けを換えて、マナイタを回りますが全然ダメ。金ヶ崎も船は居ませんでしたが念のため調査に行きました。魚探反応ゼロでしたわ。そうそう途中、サビキにくっ付いてイカナゴの子供が上がってきましたが、まだイカナゴの形になっていませんでした。2cm位だったでしょうか。

その後、マナイタに戻りメバルをやったりタイに換えたり中途半端な釣りになってしまいました。引き潮になって、もう1度地合が来ることを期待したのですが、結構流れが速くて北側でタイを追加して終了としました。本日の釣果はメバル無しで、タイ15匹。しかし大型はなしでした。天気図の通り風も弱くて、雨の後少し温かくなってのんびりできました。ただ、風が弱い割りに波があったような。

今回の仕掛けは橋本産業のタイサビキを使いました。昨年は緑だったのがニュータイプとなって白でウィリー糸が付いています。お店の方はイカナゴを模しているということでした。ウィリー糸はどうかと思いましたが関係無しに釣れますわ。ラインはホンテロン系で扱い易いのですが、くせが付くとそのままなんで、これも一長一短ですね。バラシは何回かありましたが、ほとんど唇に掛かっていましたので食いが浅かったようです。それよりもあたりを上手くあわせられなかったのが悔しいです。

ゆっくり巻き上げている時にゴンと来る明確なあたりが意外と取り難かったですわ。少し重みを感じてあわせる方は良かったです。これも重みを感じる前に少し違和感が出るのは気のせいでしょうか。スピナーを投げて巻き始めにブレードが回りだすような微かな重みなんですわ。まさかサビキが回転している訳でもないと思うのですが。それに、落とし込みでも何回か乗りました。これはスピニングでは取れないでしょうね。両軸でサミングをしながら仕掛けを落とさないと対応できませんよ。

最後に、あたりがあって失敗した時は、すぐさま2,3m落として再度巻き上げると、逃げた魚ではないでしょうが乗ってきますね。もっとも群れが小さいと効果が上がりませんが。野暮ったいことを書きましたが、EXさんのタイ嫌いを直して頂く為に必死でまとめました。そうそう、船の上で大声を出すと魚が逃げるかもですので、念のため。