12月30日 沼島に遠征 
近場のお魚はこの時期お休みですので、田中船長にお願いして今年最後を飾るフィッシングに同行させて頂きました。早朝マリーナの近くの方から、この寒い中に海に出るなんてご苦労様ですと激励?を頂いて出船です。鳴門が近づいて、その向うの沼島方面に不穏な雲が。また、橋をくぐって振り返ると四国の山々が白く雪化粧していました。船長は沼島の漁師さんが使っている仕掛けを準備してくれていました。教えて頂いた仕掛けを姫釣で探したのですが当然似たようなものもありませんでした。
まずは本命のイシダイを餌で狙います。しかし、すぐに雨が落ちてきまして前線が通過するまで小休止。キャビンの中は暖房が効いて天国ですが仕掛けを入れないことには釣りになりません。折角1級ポイントに来て、しかも魚探に何やら良い反応もあるし、少々の雨は我慢です。ところが、その雨が次第にアラレに変るし、手が悴んで餌を付けるのに時間が掛かるんです。とは言えさすがにプロは違います。何箇所かに船団が出来ていていました。
今回の餌は海エビが欲しかったのですが、手に入りませんでしたので地エビを持って行きました。ところがこの時期の地エビはシラサを1回り大きくした位しかありません。そのせいか中々餌が無くならないんです。また青虫も持参したのですが、こちらは全く触ってくれませんでした。雨が上がって、やっとカワハギが釣れましたので、仕掛けを変えて狙いました。やっと餌が無くなりだしたのですが、犯人はチャリコ。少し浅場に移動すると、ここでも磯ベラ。途中エソのような体型をしたハゼも釣れました。
風が出てきて船が流されますしカワハギも数が出ませんでしたので、タイ狙いでサビキも試したのですが、サビキが合わない様で全くあたりがでませんでした。その内漁師さんが近づいてきて、このプイで囲まれたエリアは遠慮して欲しい、他では釣ってもらって良いと丁寧に。何処かの漁師さんとは大違いです。ちょうどタイムリミットでしたのでストップフィッシングして帰途に着きます。カワハギは大きいもので25cmでした。田中船長&奥さんにお世話になって、今年のフィッシング終了です。今年は田中さんのお陰で、今まで考えもしなかった釣行に参加できまして感謝しています。