8月26日 小松と大多府の筏 
9月はスケジュールが一杯なのと今週末に台風が来て出れないと思いまして、急遽お休みを頂きまして出船。そして今日は大蔵省の視察も兼ねています。お陰で、今回はマイ写真ばかりです。院下の南はボイルが見られましたが小魚が全く居ませんでしたので、小松に移動。良い感じに引き潮が流れて、小あじも少し釣れます。ただし魚探に出る反応はサビキに乗りません。餌を調達中に大物のあたりがあって、しばらくやり取りしましたがロープでアウト。さらに餌を釣っていると、サビキに直接ツバスが釣れました。たぶんですが、餌は釣れていませんでしたよ。

ときたまボイルが出てルアーを投げましたが、バイブレーション、ホッパーとも無反応でした。で、いつもの泳がせです。小アジが暴れて、ヒラメが乗りました。結構大きかったのですが、取り込みで失敗。今日は条件が良かったのか、連続してあたりが出て、ヒラメらしき引きだったのですが途中ですっぽ抜け。きっちり歯形の付いた餌が上がってきましたわ。どうも餌の小アジが大き過ぎるんでしょうか。もうすぐ見えそうな所で抜けるんです。これを3回続けました。今度は待って待って、合わせました。でも引きが違うんです。どんどん浮いてきてジャンプしました。ハネ君でした。しかもこれも取り込みミス。ホント下手になってしまいました。
反応が遠のいて餌アジも全く釣れず、ツバス1つのみで大多府の筏に移動です。結構たくさんの方が船を付けていましたが、念のために船を掛けていいのか確認。筏に乗っている方はカワハギで、船から釣っている方は小あじ狙いでした。こちらも大きなブイを挟んで筏に船を付けます。仕掛けを落とそうと思ったところに、ちょうど同じ港のベテランが登場。船を着けると同時にもう3匹も釣っています。釣り方を真似て、筏に乗ってカワハギを探します。初めは落ちそうな気分でしたがすぐに慣れてスタスタです。この写真は慣れる前ですね。
水深2、3mのところにカワハギ発見。餌を入れると突付いて来ます。が、中々針掛りしません。強くあわせると、針が折れたり2号のハリスが切れたり。カキの隙間に仕掛けを落としますので、竿は長すぎて邪魔。ラインを手に持って釣ります。海でこんな見釣りをするのは初めてでした。皆さんは海エビを剥いたものを餌にしているようですが、こちらはシラサ。ちなみにミックはあきませんでした。どうにか2つ釣れましたが、賢いカワハギに降参でした。
すぐそこに餌を突付くカワハギが居ますので、習性が良く分かりました。まあ上手に餌だけ取りますわ。また、針が見えるのか、そこだけきちんと残しますよ。意外なことに重りを突付くんですね。より戻しを突付くのも居ました。さらに驚いたのはテリトリーを持っているようです。他のカワハギが来ると攻撃していました。だから、釣れたのは追い出されそうになって慌てて餌を食ったカワハギでしたよ。大きな奴を釣って刺身にしようと頑張ったのですが、結局釣れませんでした。しかも他のカワハギが餌を食べる邪魔をするもんだから性格が悪い。

やはりベストシーズンが真近ですね。家島にも青物が来ていますし、カワハギもすぐに20cm近くなるでしょう。今年はなんかリズムを崩していますが、例年通り10月頃には楽しい釣りが出来そうな予感です。