6月26日 中瀬 
この梅雨時に近場も家島もメバルが一瞬釣れますので、雨が上がってちょっと出船です。小アジが釣れたら泳がせもしてみるつもりで院下の南から調査しましたが、着くと同時に潮が止まってしまいました。小松まで調べて松島方面に移動しようと思いましたが小雨の残っている感じでした。小豆島の方は大丈夫そうでしたので雨が落ちてくるまでの短時間でもと中瀬でイカの仕返しに行きました。
少し瀬から離れてアンカーを入れて、しばらくすると橘から漁師さんが来て網を入れました。前にも話しをしたことのある方で、挨拶すると近寄ってきて先日網を切られたとの事です。網は30万円もするので大赤字。他の漁師さんも被害に会っており、こんなことが続くようなら強制的に夜釣りを禁止しないとイカンという話しでした。そんな話しをしている間にもボートが来て網の上にアンカーを入れようとします。この漁師さんは丁寧に声を掛けるんですが、中には素直に移動しない船もありました。海はみんなのものだけど、網を入れているところにアンカーを入れるのは論外ですし、声を掛けられても無視するのは喧嘩を売っているようなものでしょう。

この漁師さんは暗くなるまで頑張って声を掛けて帰って行きました。どこの地域でも同じ事が起こっている様ですが、法律なんぞに頼らなくても、もっと基本的な他人の邪魔をしてはいけないといった当たり前のマナーをみんなが大切にすべきだと思いましたよ。で、肝心のフィッシングの方ですが、餌のイワシを釣ろうとサビキを入れていたら、丸アジが釣れました。欲を出してサビキましたがその1つだけでした。小雨が降り出しましたので帰港しようか悩んだのですが、このところ貧果が続いていますのでカッパを着込みました。でも、すぐに止んでくれました。
だいたい薄暗くなったら釣れるのですが嫌な予感です。いつもの15m位を中心に仕掛けを上げ下ろししますがサッパリ。底を探るとやっと乗りました。で、例のグイグイを楽しみましたが、魚に負けないくらい引きます。しかも深いですから時間がかかりましてそれも良しでした。数は出ませんでしたが本当に型が良くなっています。何故か分かりませんが底でしか釣れませんでしたので、上げる途中で外れもありで、10匹釣って今日も早上がりでした。