和商市場の道路を挟んで隣のくしろ丹頂市場内にあるラーメン店です。
オリジナルの魚醤を使ったスープが自慢のお店です。 |
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以前は釧路市朝市と呼ばれていたくしろ丹頂市場。
和商が鮮魚に対して、こちらは生鮮野菜中心の市場です。 |
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魚一の場所も以前は「えびす家」さんの店舗で、もともとは昭和中央でお店をオープンしていました。
くしろ丹頂市場のオープンは朝早くからなので、お店も6時からの営業です。ラーメン以外の定食も充実しています。 |
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お店はカウンター席のみ。店主の吉泉さんと奥様の二人で切り盛りしています。
店内のパーテーションには取材の記事などが張られてます。最近では大泉洋さんも来られたとか。 |
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写真はラーメン定食。(好きなラーメン+200円)
こちらのお店ではスープはあっさり系とこってり系、麺は細麺と太麺が選べます。
この時は醤油ラーメンこってり太麺(620円)を選びました。こってりとはいうもののくどさは無く、コクがあってマイルドな仕上がりの印象でした。太麺も良い感じです。全体的にはMOOにある「七施」さんの味に近い感じでした。白いのは麺遊会会員特典の温泉タマゴです。
ラーメン定食はおかずが日替わりでボリュームも申し分ないです。 |
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そして写真が魚醤ラーメンあっさり細麺(660円)です。具にフノリ、厚岸産のアサリが入ってます。写真のチャーシューは麺遊会会員特典で1枚多く入ってます。
こちらのお店は魚醤といっても釧路の前浜秋刀魚の身だけを使い、さらにイワシの魚醤と配合しての物だそうです。秋刀魚だけだと甘いからだそうで内臓部分が入らない分、臭みはまるで感じません。味は醤油というよりも上品で濃厚な塩味ベースの物を使ってるような印象です。アサリやフノリの磯の感じと更に合わさって何ともいえない美味しさが広がります。
食べていて感じたのですが、スープから具材に至るまで釧路の良さが凝縮しているのではないかと思いました。つまり魚一の魚醤ラーメンこそ別の意味で「釧路ラーメン」と呼ぶにふさわしいかもしれないということです。観光の方はもちろん、地元の方にも是非食べてもらいたいラーメンの一つです。 |