昭和62年に全国28番目の国立公園に指定された釧路湿原。その雄大な景色を眺望出来る展望台です。 |
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釧路市街からは約20kmの釧路町トリトウシ原野地区内にあります。国道391号線を弟子屈町方面へ走り、遠矢地区を過ぎて一山超えて行くと左手に案内看板が見えてきます。 |
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途中右手にまず達古武湖。キャンプ場も対岸に見えます。そしてその後は釧路川沿いを走る道を行きます。細岡カヌーポートもあります。 |
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やがて左手に駐車場が見えてきます。ここから徒歩で展望台までおよそ4、5分です。 |
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展望台までの途中にあるのがこの細岡ビジターズラウンジです。 |
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入場は無料です。
館内には湿原の写真パネルなどが掲示されていて、軽食やグッズなども売られています。
時間に余裕のある方はゆっくり休んで帰られると良いです。 |
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外では野鳥やエゾシマリスが餌を食べに来ています。 |
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坂を登ると右手に展望台の入口が見えてきます。 |
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休日は大勢の人が景色を見にきています。 |
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9月に入ると北海道の秋は間近です。
真夏の緑一色から次第にグラデーションが美しい風景へと変わる時期でもあります。
釧路川の蛇行した流れもわずかながら見ることが出来ます。反対方向には釧路市の北斗展望台もあります。
細岡湿原展望台の雄大なパノラマ風景は上の写真をクリックして下さい。 |
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今回私がここを訪れた際、景色を水彩画で描かれていた方にお会いしました。横浜からいらしていたHさんです。日本全国を旅しながらその土地の風景を絵にしたためているそうです。
Hさんは「写真だと余計な電柱とかが写ってしまう。絵は自然そのままが残せて良い」とおっしゃってました。
絵にも、お言葉にも大変感動しました。 |
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細岡湿原展望台へはJRでも来ることが出来ます。国立公園を眺めながらゆっくりと走る「湿原ノロッコ号」に乗って「釧路湿原駅」で降りれば展望台まですぐです。 |
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ここで偶然にも野生のエゾリスを発見しました。
枝の木の実をすばやい動きで掴んではムシャムシャ美味しそうに食べていました。
間近でこのような動物に会えるのも自然の中ならではのことだと思います。 |
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岩保木水門の場所と同様に秋から冬にかけての早朝、空気が澄んだ時は遠く阿寒連峰が綺麗に見ることが出来ます。右は雄阿寒岳、左は雌阿寒岳です。夕方の時間は夕日も絶景です。
釧路湿原は太古の昔、海でした。反対方向に見える山の先は宮島岬、キラコタン岬などの地名がつけられています。近年、車などの出入も多くなってると聞きます。それ故このすばらしい自然がいつまでも守られることを祈らずにはいられません。 |