2005年10月2日から6日までNHKで放映される橋田壽賀子脚本ドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」はご存知でしょうか?
昭和初期の北海道が舞台となる前半で別海町の奥行臼地区がロケ現場となりました。早速ロケの噂を聞き、別海町に向かってみました。 |
|
釧路から約2時間近くかけて来ました。奥行臼は根室地区開拓の重要な場所のひとつだったようです。奥行臼駅跡の手前に旧別海村営軌道跡を見つけました。 |
|
これが軌道車両です。この後紹介する中標津〜厚床間の標津線開通前から始まり昭和46年まで地域の重要な交通手段として活躍していたそうです。 |
|
|
|
なんとも哀愁漂う車両。右は軌道を回転する台座跡です。 |
|
そして近所にすぐ旧標津線、奥行臼駅跡を発見。 |
|
|
|
|
開通時そのままに駅舎と線路は残っていました。 |
|
今にも向こうから列車が走ってきそうな風景です。平成元年4月29日にて廃止路線となったそうです。 |
|
|
幸福駅などから比べるとマイナーな場所ですが、北海道の開拓時代を感じる良き場所だと思いました。 |
|
駅跡からまた近い場所に奥行臼駅逓(えきてい)跡を発見しました。駅逓とは駅の補助機関で宿泊施設を備えた郵便業務の機関だったそうです。明治43年に開設され昭和5年に廃止になった模様です。右側半分は大正時代の建築様式を残しており、北海道の有形文化財に指定されていました。
問題のハルとナツのロケ現場がこの近くと聞いてきたのですが、はて?場所がわからずウロウロしていると・・・・ |
|
なにやら木造の割には新しさを感じるこの建物は? |
|
怪しい。どうみても怪しい。薪だけは新しいのですから。
鍵もかかってないのでこっそり中を覗かせてもらいました。ごめんなさい。 |
|
|
生活感がありありですが、今の時代にこんな道具で生活している人はいませんね(笑)ロケ現場見つけてしまいました。 |
|
数日前、憧れの仲間由紀恵さんがここの場所でロケに来ていました。新聞の切り抜きを確認するとこの小屋で間違いありませんでした。本当の豊かさとは?、幸せとは?戦前の開拓時代、日本とブラジルに引き離された姉妹の人生を壮大に描いたドラマ「ハルとナツ」。興味のある方はどうぞご覧になってみて下さい。 |
別海町(公式ホームページ)
NHKドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙」(公式ホームページ)
NHK札幌放送局ハルとナツ番組ガイド(公式ホームページ)
別海町奥行臼駅逓
住 所 野付郡別海町奥行16-27-30
問合わせ 別海町教育委員会学務課(0153-75-2111)
観 覧 料 無料
開館時間 午前10:00〜午後4:30(第1・第3月曜日休館)
休業期間 11月1日から4月30日 |
|
|
このページのTOPへ |
|
北海道の見どころ |