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別海町 野付半島 2005年7月16日
トドワラ、ナラワラで有名な道東の観光名所でもある野付半島です。野付はオホーツク海の流れで出来た日本で最大級の砂嘴(さし)なのです。地図で見るとわかるようにその形が人のあごのように湾曲しているところからアイヌ語で「ノツケ」とは「あご」を意味するそうです。原生花園と風倒木の風景はまさに北海道の自然と言えるでしょう。
半島を進む道はフラワーロードと名付けられてます。途中丹頂鶴を見つけました。
オレンジ色の花はエゾカンゾウという花です。あたり一面がオレンジ一色でした。
これが野付半島の景色の一つナラワラです。海水の侵食で風化したミズナラ木が枯れているのです。
半島の先近くに野付半島ネイチャーセンターがあります。
ネイチャーセンター内には半島の自然や歴史についての展示がありとても勉強になります。また2階展望台からは半島の先まで展望することが出来ます。レストランでは有名な地元で水揚げの北海シマエビも食べることが出来ます。
外には観光馬車もありました半島先端まで片道500円のようです。
今回は気温が高く海岸上はすっきりしていませんでしたが国後島も間近に見え、気持ちの良い時間を過ごすことが出来ました。野付には竪穴式住居跡もあり、かなり前から人の生活があったとのことです。文献では江戸時代に国後島との行き来のための通行屋が設けられていて、ここには幻の街「キラク」の言い伝えがあるということです。「歓楽街があり、遊女もいた。また鍛冶屋などもあった。」とのことです。トドワラのなかの荒涼とした風景のなかに何ともいえない想像を沸き立たせられ半島を後にしました。
野付半島ネイチャーセンター
住   所     野付郡別海町野付 63番地 
電   話     0153-82-1270
開館時間     午前9:00〜午後5:00(4月〜10月)
           午前10:00〜午後4:00(11月〜3月)
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