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国道38号線の音別駅前交差点を山側に曲がり、道なりに12Kmほど向かいます。 |
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| 途中写真の二股地区で霧里（ムリ）方面に左折、そこから約9Km先の舗装道路行き止まりがキャンプ場の場所です。 |
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道は細くなりますが、しばらく進むと左手にキャンプサイトと管理棟が見えてきます。
車はこの建物脇に一旦駐車します。 |
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管理棟はもともと霧里小学校という学校で、大正６年から昭和４２年まで使われていた模様です。現在はオーナーの宮代さんの住まい兼ツーリストハウスになってます。
車から降りるとすぐに出てきてくれて受付。色々注意事項を伝えてくれました。 |
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| 管理棟前には大きな木がサイトを見守ってるかのように立っています。もともと荒れていたここの土地をオーナーが何年もかけて整備したとのことです。管理棟を中心にサイトが区分けされて配置してます。フリーサイトは無し。ライダー用2サイト。車両用サイト10サイトがあります。 |
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私達は管理棟のほぼ真正面のサイトを選びました。とにかく車ごと入れてテント・タープを張っても余裕の広さです。各サイトの通路も芝です。
近くには小さなお子さんを連れた関東の家族が連泊していました。その後札幌から男の子を1人連れてきたお父さん。若い夫婦。ソロでライダーとキャンピングカーの方などぞくぞくやってきました。それでもサイトには余裕があります。お盆以外なら予約なしでもまず大丈夫とのことでした。 |
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| 草で隣や通路を区画しているのでとても快適です。芝も綺麗に整備されていて想像以上の環境でした。オーナーさんの想いが伝わってきます。 |
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| 管理棟正面のライダー用サイトに薪ストーブがあります。その手前には炭等の燃えカスを廃棄する穴があります。 |
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芝を大切にするためにブロックもあります。 |
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炊事場は管理棟右脇にあります。水圧も問題なしです。夜間はセンサーが反応してライトが点くようになってます。 |
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炊事場脇には薪が積んでいます。ダンボール一箱で300円です。 |
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管理棟裏にトイレが一箇所。
ここも夜間はセンサーで明かりが灯るので、あまり虫は気になりませんでした。また当然水洗などではありませんが、公営の施設のトイレのように臭いが気になるということは全くありませんでした。見た目ではわからないほど快適です。
どうしても不安な方は、ツーリストハウス内のトイレも使用可との事です。 |
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| 管理棟裏もこのように綺麗に草が刈られてます。そこを抜けていくと奥のサイトに向かうことが出来ます。 |
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| 奥は車が数台入る広いサイトもありました。グループでもOKです。 |
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| そしてその奥の南側にはポンムリ川という小さな小川が流れています。マイナスイオンを大量に浴びてる感じがします。 |
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| またキャンプ場入り口道路を挟んで北側には霧里川という大きな川も流れています。魚や虫を捕まえるには楽しそうな場所です。しかしあまりに静かなので熊と遭遇しないよう注意が必要かもしれません。 |
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| ここのキャンプ場のもう一つの魅力は、廃校を利用したこの管理棟（ツーリストハウス）にあります。 |
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玄関にはツーリスト用の流し台。 |
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キャンプサイトも共通の分別ゴミ入れ。
（近郊の方は原則持ち帰りです。） |
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玄関真正面にはツーリスト用ベッドが2組。 |
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玄関から右手はオーナーの居宅スペースなのですが、宿泊者使える冷蔵庫が置いてあります。長期滞在には嬉しい限りです。また、ドリンクの無人販売もあり、ビールレギュラー缶250円・ロング缶350円・ソフトドリンク各種100円で販売しています。 |
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そしてメインの中央憩いのスペースにはコミックを筆頭に様々なジャンルの本。そして薪ストーブやアップライトピアノ、オーディオ類などなど。
キャンプ場よりもここでくつろぐ時間の方が長くなる場合もあるかもしれません。
とにかくすごいです。 |
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鹿の剥製や様々な写真も飾ってありました。 |
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奥にはツーリスト用の部屋があります。昔の教室がそのまま残っていて本当にレトロです。
鹿の角によるハンガーフックがユニークです。
敷布団があるのでシュラフがあればそのまま休めます。 |
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この日はジリジリと太陽が照り付ける晴天でした。お決まりの厚岸産牡蠣とサガリ肉をほおばりました。
山の中とあって飛んでる虫は多いものの、蚊のような害虫が気にならなかったのもサイトの清潔さからかもしれません。 |
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夜には楽しみにしていた焚き火タイムです。
ここに来たら皆さんにも是非焚き火をお勧めします。焚き火の出来ないキャンプ場が多い中で、本当に貴重な場所だと思います。
夜は満点の星に囲まれて幸せな気分に浸れました。
夜間は動物の鳴き声と小川の流れる音しかありません。もちろん携帯電話も圏外。ここに来たら全てを忘れて自然を感じてみて下さい。 |
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翌朝気がついたのですが、焚き火の薪が入っていたダンボールの下に「マラソン高橋、金！楽しく走れた42キロ」という新聞が敷いてありました。 |
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朝はあいにくの雨でしたが、タープの下でスローな時間が流れて行きました。チェックアウトが日没までなのだからかもしれません。
早朝はキツネが平気で歩いてます。食べ残しは荒らされますからくれぐれもサイトに食料やゴミは置かないよう注意です。 |
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| このYAMANONAKAカムイミンタラは、キャンプを愛する人にとっての数少ない貴重なキャンプ場だと思います。釧路や、帯広からも近くて行きやすいのも魅力です。ソロキャンパーからちょっと大きくなったお子さんのいらっしゃる家族にも一度は利用して欲しいキャンプ場に思います。 |
Eternal place Hokkaido.
Since2004.