完結漫画の感想(2002年11月)

女医レイカ

ま〜何と言いましょうか、非常に普通の漫画です。メチャクチャ面白いわけでなく、つまらないわけでもない。そこそこ読ませてくれる漫画。で、時間がたって中身を覚えてるかと言うと、覚えてない。
いわゆる電車の暇つぶし漫画という感じです。
ま〜臨床心理学を少しだけ感じられるので、星は+1個。

なぜか笑介

連載当時そこそこ面白いと思って読んでました。いや〜いっぺんに読むのがこんなに大変だとは思わなかった。
暇つぶしに数話ずつ読むにはぴったりのマンガですが、一度に数冊読むのは結構疲れます。
本物の商社マンを知らないので現実と比べるとどうなのでしょう?

緋色の囁き

いわゆる推理小説を原作にした作品です。この手の作品はやはり原作をいかにうまくまとめるか、というか”うまく縮めるか”というのが作品の核になるのではと思います。
ではこの作品はというと、原作を知らないのではっきりしたことは言えませんが、テンポがよすぎます。しっかり読み込まないとよく分からない作品でした。全体的にもう少し詳しく描き込んで、4〜5冊に伸ばしてもらえばもっと面白いかもしれません。

花田少年史

題材的にはよくある話。少年が子供の頃特殊な力を得るが最後は……。
最初そんなに面白いと思わずに読んでいましたが、だんだん面白くなっていく。で、終わり……。
なんだか、面白くなったところですぐに終わってしまい、お預けを食らった犬状態。せめて後2〜3冊分ぐらいは連載を続けて欲しかった……。
本当は★4個でもいいのだが、早く終わりすぎたので-1個。そんな気持ちです……。

海猿

海上保安員を題材にした結構熱い作品です。ですが、熱さでは曽田正人には負けてしまいます。最近多いい珍しい題材の作品の一つです。
なんといいましょうか、可もなく不可もなく、熱すぎず寒すぎず、感動しないでもなく、感動するでもなく……。
何かが足りないんですよね、何かが……。

激!!極虎一家

はははは……。古きよき時代の典型的なジャンプ漫画です。個人的にこの手の作品は、本宮作品の方が面白いです。懐かしさだけで買った作品です。
個人的にはこの前の作品「私立極道高校」が読みたいです。

犬神

面白い漫画が一つ終わりました。終わり方は少し安易過ぎるかなと言う感があったけど、トータルとしては面白い漫画です。
軽いSFのノリで進んでいく漫画です。軽いSFが好きな人には一言、「何も言うことはない。お前も何も言わずに読め!」と言う感じかな?

燃えよペン

熱血漫画家が主人公の漫画です。主人公はきっと本人です。ですが、熱血度はどうも……。ただの熱血漫画ならつまらない漫画なんですが、「熱血+おバカ」、つまり「熱バカ(HIDEサカ店長命名)」であることがこの漫画の魅力を2倍、3倍にしていると思います。がんばれ熱バカの道!
と言っても、好き嫌いがかなり激しい漫画であることに変わりはないです。

ギルステイン

絵がいまいちだなと思いながらも、最初はどんな展開になるのかな?と少しわくわくして見ていましたが、なんだかなと言う感じです。いい悪いと言うより、なんか読んでてガイバーを思い出してしまいました。それ以外にもなんかを思い出したのですが、覚えていません。
いわゆる、色々な漫画を切り張りして作ったような気が……。

モーツァルトは子守唄を歌わない

ベートーベンがモーツァルトの死因を推理する漫画です。漫画化した推理小説(思い入れのないものに限る)としては今までになくそれなりに面白さを感じました。といっても、のめりこむような面白さではなく、時代的にイメージを想像できないものを漫画化したことによって、イメージとして伝わってきました。この時期の音楽家好きな人には、それなりに楽しめるのではないかと思います。

バキ 特別編 [SAGA]
紙が普通よりも厚いです。もしかして濡れても大丈夫な様にでしょうか?
とりあえず見ていて笑ってしまった。それ以上でもないし、それ以下でもないでしょう。


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