めぞん一刻


絵:高橋留美子
出版社:
小学館

ストーリー
浪人生五代が住むアパート「一刻館」にある日突然管理人としてやってきた女性、音無響子。
五代は一目惚れをしてしまうが実は彼女は未亡人だった。
一刻館に住む住人一ノ瀬さんや四谷さんやあけみさんに翻弄されつつも、響子さんへの思いを遂げるべく右往左往する五代。
そんな五代を好きになる七尾こづえ、五代のライバル三鷹…。高橋留美子独特の世界観で個性あるキャラクタが織り成す恋愛ドラマ。
五代恋は成就できるのか?

店長からの一言
私が中学生のときに「ビックコミック スピリッツ」を買い始めたきっかけとなった作品です。当時、「うる星やつら」で既に名前が有名になっていた高橋留美子ですが、他の作品はまだそれほど知られていませんでした。
当然のごとく、「めぞん一刻」を知ってる友達は周りにいませんでした。
私が高校に入ってすぐの頃にだんだんスピリッツがメジャーになってきて、話がある程度通じるようになってきましたが、個人的な想像では、スピリッツがメジャーになったのは「めぞん一刻」のおかげでは?と、思ってます。
「うる星やつら」「らんま1/2」「犬夜叉」と、高橋留美子といえば少年誌というイメージが強いですが、私の中では1番お勧めはやはりこの、「めぞん一刻」です。
なんせ、キャラクターが思いっきり起っています。主人公だけでなく、脇役までも。だてに小池一夫の「劇画村塾」を出ていないなという感じです(間違ってたらごめんなさい)。
個性あふれるキャラクタたちがあっちこっちを走り回ってるという感じです。
今は既にスピリッツを買っていませんが、個人的にはこの頃のスピリッツが1番面白かったです。
私にとっての”スピリッツ黄金期”を支えた作品の一つだと思います。

お勧めの漫画