傷追い人


絵:池上遼一
原作:小池一夫
出版社:
小学館

ストーリー
ブラジルのサンパウロ近くにある港街ベレン。現地人に白髪鬼(ホワイト・ヘアード・デビル)という名で呼ばれている日本人、茨木圭介。
彼は母親と恋人をGPXという名の秘密組織に殺され、その復讐を誓い、復讐するための資金を稼ぐべくこの地で金脈を探しつづけていた。
圭介の周りに集まってくる女性はいつのまにか彼のことを愛してしまう。そして、彼との愛のために死んでいく女性たち。
組織に近づく圭介。しかし、その先に黒幕が。そしてその黒幕に近づくとまたその先に…。そして圭介は組織の最深部にたどり着いた。しかしその正体は…。

店長からの一言
個人的には小池一夫の作ったキャラクタの中で最高のキャラクタがこの”茨木圭介”かな?
出会ったのは中学生の頃でまだ掲載紙だった”ビックコミック スピリッツ”の名前を知ってる友達は誰もいない頃でした。
中学〜高校の頃に読んでた漫画ですが、この漫画に”男のロマン”を感じてました。
この漫画にはいろいろな魅力的なキャラクタが出てきます。主人公だけでなく、主人公を愛する女性、敵の組織、私にとって魅力あるキャラクタのオンパレードでした。
最後はちょっと尻つぼみになってしまい、「えっ?もう終わり?」という感じでしたが、とにかく当時の私にとって三本の指に入る漫画だったような気がします。
1年ほど前にも読み返しましたが、今読んでも全然面白く、いい漫画は年月を経ても色あせることはないなと再認識しました。

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