日本とG

会社帰りのことです。
電車内の吊り広告を見ていた私はその中でこんなものを見つけました。

読売巨人試合情報

そこには巨人の7月の試合予定がずら〜っと並んでいました。
そして、それを見ていた私の脳にある言葉がひらめきました。
それは、日本はGの国です。
どういうことか？
それはこういうことです。

日本ではGが全ての基本である。

えっ？
何のこと？
と、思うかもしれません。
いや、そう思うのが当然です。
だけど、これは本当なんです。
ここからはその理由について書いていきます。



まず、最初に発見した巨人の吊り広告について。
これは皆さんお分かりのことと思います。
巨人つまり、Giantsです。
巨人が強いからなんだかんだ言っても野球は人気があります。
しかし、最近巨人が弱くなるに連れ視聴率も悪くなる。
そう！野球界の運命は巨人、いや、Gにかかっています。



次に、サッカーを見てください。
サッカーの中でGを探すと出てくるのはやはりガンバ大阪です。
そう、Ganba大阪！
しか〜し！
いまいち強くない。
いいところまではいくんだけど、所詮いいとこ止まり。
みてください、日本のＪリーグ会を！
流行ってません。
最初はあんなにゴールデンタイムを占有していたのに今や昼間や、深夜にちょこっとやってるのが普通。
これではだめです。
何故だめか、それはGじゃないからです。
そうです。
Jリーグを立て直すには詐欺でもインチキでもいいからガンバ大阪を優勝させるしかないです。
しかも、V9ぐらいやらせましょう！
そうすれば、きっと野球に負けなくなるでしょう！



しかし、ここで疑問が浮かびました。
Jリーグが流行ってないのになぜ、ワールドカップはそれなりに盛り上がってるんだ？
これを書いてる時点ではまだ始まっていないので（明日より開催！）どうなるかは正確なところわかりません。
ま〜わからなくて当然です。
未来のことがわかるぐらいならこんなとこで、こんなことやってません。
今頃自分の技術（？）を有効に利用してこの国を支配してるかもしれません。

閑話休題
で、とりあえずワールドカップはそれなりに盛り上がるでしょう。
しかし、サッカーが浸透していないこの国でなぜこんなに盛り上がるのか？

わからない……。

疑問だ……。

謎だ……。

不思議だ……。

んっ？

いや、待てよ？

そうか！

そうだったのか！

わかったぞ！

全ての謎が解けた！

そうです。
私はわかってしまいました。
なぜ日本でワールドカップが盛り上がってるかが。
皆さんお分かりですか？
勘のいい人ならもう気づいたかもしれません。
わからない人はワールドカップのグループ分けと、開催地を見てください。
それは以下のようになってるはずです。

ここまでくれば、ワールドカップに興味のない人にもわかると思います。
そうです。
グループGは日本で開催されるのです。

ふふふ、どうですか皆さん。
だんだん私の考えが確信へと近づいていきます。

そして、調べてみるともっとすごいことに気付いてしまいました。
な、なんと！
グループGの会場がやはりGなんです。
会場がGってどういう意味？
と思われるかもしれませんが、試合会場の一覧を見て見ましょう。
こんな感じになってます。

皆さんはこの表を見て何か気付きましたか？
たぶん普通では気付かないでしょう。
しかし、上の表を下のように変えるとどうですか？

見てください、この表を！
そうです。
グループGにはローマ字表記でGの付く開催場所でやる回数が他より多いのです。
この二つの符号がなにを意味するのか？
これはもう、ワールドカップ大盛り上がりしかありえません。

しかし、ここで私はひとつ悲しいことに気付いてしまいました。
さて、皆さん。
日本はどのグループに属するでしょうか？
そうです。
グループＨです。
しかし……。

そうです。

グループＨはＧの付く開催場所で一回も試合をしないのです。

これはなにを暗示しているのでしょう……。

ただの偶然か？

決勝リーグに上がれないのか？

1勝もできないのか？

そこまで私はわかりません。

なにかGのキーワードが付くものがないか探してみました、見つかりませんでした。
日本とGを結びつけるキーワード……。
んっ？
サッカーと言えば、イギリス（イングランド）。
イギリスと言えばヨーロッパ。
昔日本はヨーロッパの人々になんと呼ばれていたか。
そう、ジパング！
つまり、黄金の国。

つまり Ｔｈｅ Gｏｌｄ Ｉｓｌａｎｄ！

そうです。
サッカー発祥の地イギリスにとって日本はまさにGの国だったのです。

これで安心です。

そして、これで確定です。

やはり日本はGの国だったのです。
いまいち確信をもてなかった私のこの理論も、この発見で全てのつじつまが合いました。

よかった。

本当によかった。


こんな長々と書いて結論が出なかったらどうしようと思った……。


本当によかった。



注）ここにはいくつかの固有名詞の個人および、団体が出ていますが、けっしてその方たちをバカにしているわけではありません。
もし、一部に不快な思いをした方がいらっしゃったらこの場を借りて謝罪いたします。