デブの悩み(乗り物編)


苦しいときのデブネタ頼み。
ということで、デブネタのストックもこの乗り物編でネタ切れです。
新しいデブネタを考えなければ……。

閑話休題

あらかじめ言っておきますが、これから話すネタは全て現実に起こったことです。
決して作り話ではありません。

<飛行機編>
それは私が北海道へ出張に行ったときです。
羽田から新千歳行きの飛行機に乗り込みました。
当然エコノミークラスです。
これがまたデブにはつらい。
機種によって座席の幅も違っていて、そのとき乗った飛行機は座席が狭い機種でした。
離陸まで後10分程、私はシートベルトを締めて本を読んでいました。

その時き悲劇が起きました。

いきなり私の元へスチュワーデスさんがやってきました。
そして、
 「お客様。お呼びでしょうか?」
と、のたまいました。
 「えっ?呼んでませんけど……」
私はいきなりのことにしどろもどろになりながらも答えました。
 「スイッチを押しませんでしたか?」
確かにスチュワーデスさんコールのランプがついています。
とにかく用はありませんということで、スチュワーデスさんには帰ってもらいました。

しかし私はそのとき既に気づいていたのです。
なぜ、スチュワーデスさんが来たのかを……
そうなんです。
私がデブだったので座っただけでシートの内側にあるスチュワーデスさんコールのスイッチを押してしまったのです。
ただ、座っただけで……。

<新幹線編>
それは私が大阪に出張に行ったときです。
駅から新幹線に乗り込みました。
当然自由席です。
いくらなんでも、これがつらいほどのデブではないです。
念のため。
程なく電車は動き出しました。
私はシートを少しだけ倒して本を読み始めました。

その時悲劇が起きました。

いきなりシートが思いっきり倒れるのです。
あれっ?
これが最初の私の感想です。
仕方なく、シートを少し戻して、また本を読み始めました。
すると、またシートが勝手に倒れてしまうのです。
このシートストッパーが壊れてるのか?
これが次の感想です。
そして、またシートを元の位置を戻そうと思って体を起こすと今度は勝手にシートが戻ってしまいました。

その時私は気づいてしまいました。
なぜ、シートが勝手に倒れたり戻ったりするかを……
そうなんです。
私がデブだったので座っただけで肘掛の内側にあるシートを倒すボタンを押してしまったのです。
ただ、座っただけで……。

あ〜悲しい。

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