漫画との出会い

私が漫画好きになったきっかけともいえるのが、スターウォーズです。
といっても、スターウォーズ自体が直接のきっかけになったわけではなく、スターウォーズを見に行ったことが、漫画好きになったきっかけだと思ってます。
それまで私が漫画を買うというとはほとんどありませんでした。せいぜい、「てんとう虫コミック」系の漫画を何かのきっかけで、年に数冊買うぐらいでした。しかも、1巻から順番に買うのではなく、たまたま目に付いたものを買う程度でした。
そしてスターウォーズを見に行くときです。
当時小学生だった私は、親と一緒に見に行ったわけですが、私が住んでるところは田舎で、まともな映画館がない所なもんで、わざわざ電車に乗って近くの街に出て映画を見るというのが普通でした。
御多分に漏れずそのときも電車に乗って映画館に行こうとしたわけですが、たしか乗り換えの待ち時間が結構あり、親が暇つぶしに私に週刊誌を買い与えたのです。それが、「少年チャンピオン」であり、私と少年誌の初めての出会いでした。
当時私は少年誌という系統の漫画雑誌があることすらほとんど知らず、なんだろうなと思って、とりあえず買ってもらったものを読んでみました。
そのころの「少年チャンピオン」は全盛期で「ガキデカ」「ドカベン」「マカロニほうれん荘」「らんぽう」…と、とにかく面白い漫画がたくさんあり、一発で虜になってしまいました。
当然その後毎週かかさず「少年チャンピオン」を購入しコミックも少しずつ買うようになりました。
それから二十数年いまだに漫画を買いつづけてるわけですが、あの時、スターウォーズが上映されなかったら、また、親が「少年チャンピオン」を買ってくれなかったら、きっと私は今みたいに漫画好きにはなってなかったような気がします。



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