タイムボカンシリーズ


1975年から始まったシリーズです。
私と同世代の方ならほとんどの人が知っている作品群でしょう。
 タイムボカン
 ヤッターマン
 ゼンダマン
 オタスケマン
 ヤットデタマン
 イッパツマン

私の中のタイムボカンシリーズはここまでです。
(この後イタダキマンという作品があったのですが、年齢的な理由か、内容的な理由か、主題歌の作者が変わったことが理由か、なにが理由か分かりませんが「なんだかな〜」と思った作品ですし、ちょっと前にキラメキマンとかってのがやってましたかど、2回ほど録画で見てその後は見てません。)
7〜8年の期間続いたのでしょうか?たくさんありました。

そして、これらのシリーズは私の中で物事を”面白い”と思うパターンを刷り込んだ作品です。
その面白いと思われるパターンは、アニメに限ったことではなく、何かにつけて面白いと思ってしまうパターンです。
それは、
 繰り返しの面白さ
 キャラクターがたっている

です。
毎週々々繰り返されるワンパターンな展開。
普通ならつまらないはずですが、なぜか面白い。
展開は完全に読めるのだがそれでも面白い。
ある意味ぴったりと型にはまった面白さなのかもしれません。
きっと水戸黄門を面白いと思うのと同じなのかもしれません(私は水戸黄門は好きではないですが)。
私は韻を踏んだ文書を結構面白いと感じることがありますが、これもこの繰り返しの面白さなのかもしれません。
私の書く文書もよく繰り返しを使用しています。
例えば、最初の始まりの文句や最後の締めの文句を同じにする等々。
今書いてる文書も少しそうしてますけど。
ワンパターンと言えば一発ギャグのワンパターンな展開と言う面白さもこの作品の面白いところでしょう。
 ブタが木に登って「ブタもおだてりゃ木に登る」
 はっぴに鉢巻姿の下駄が「びっくりたまげた門左衛門」
 着物を着た野菜のカブが「おろか・ぶ」

たくさんありました。

そして、何故だか主人公よりも人気のある(と思われる)悪役3人組。
シリーズを通して名前と姿だけ変わって、声ややってること、力関係がまったく変わっていない3人組。
それ以外にもたぶん製作者がそのままキャラや声優として登場したり、なんだか分からない人の写真や名前が出てきたり。
そんなわけが分からないけど、面白いキャラもたくさんありました。

そして、歌も好きでした。
山本正之の作った歌の数々。
コミックソングの一面を持った作品群。
最近のアニメソングとは違う(と言っても、最近はTVアニメなんてまったく見てないのであくまでも主観ですが)王道のアニメソング郡。
いまだに歌える歌もあります。
そんなすごい歌がたくさんありました。

そして、最後に。
じゃあ、今見ても面白いのか?
と、言われると、「ん〜」と考えてしまうかもしれません。
面白いと思う感覚は昔とそんなには変わってないような気でいますが、やはりそういうわけには行かないらしく。
少しずつですが感覚が変わっているようです。
20年と言う歳月は長かったようです。
だけど、当時は毎週楽しみに見ていたことは確かです。

あっ、最後を”たくさんありました。”で結べなかった。
と言うことで、これにて。

シビビン シビビン シビビンビン

「独り言」へ戻る