CGがすごいというのは置いといて、なぜSFなんだろう？
やはりFINAL FANTASYはあくまでもファンタジーものでやってほしかった。
SFという意味でもあまり日本人受けしそうもないし、むりやりSFの世界でファンタジー性を持たせたという感じかな……。
個人的にはFINAL FANTASYという名を使ってぜんぜん違うものの集客を狙ったような作品にしか見えない。
ま〜あれはあれでファンタジーのひとつの形だ！と言われてしまえばそれまでなんだけど。
やはりスクエアーには、いや、FINAL FANTASYにはわかりやすい”友情”とか、”冒険”というものをメインにおいてやってもらいたかった。
別にわかりにくい内容ではなかったけど、FINAL FANTASYらしからぬ内容だった。
個人的には、変な芸術性なんかあまり期待していないのだが……。
FINAL FANTASY（GAMEの方）は出るたびにそのハードでの最高の技術を使って、最高のものを作ってきたように思える。
FF Ｉ〜FF Ｘまでリアルタイムでやってきた私は、すごくそう感じている。
だけど今回のFINAL FANTASYはCG技術は最高かもしれないけど、映画としては……。
やはり映画を作る以上、”映画性”というものがあって、その表現手段としてCGがあるはず。
GAMEが”GAME性”があってその表現手段として、CGがあるように。
とにかく「ハリーポッター」「LOAD OF RING」に負けないファンタジーものを作ってもらいたかった。
あれが限界じゃないよね？あれで終わりじゃないよね？スクエアーさん。
いちFINAL FANTASYファンの心の呟きでした。