作品データ
タイトル | ダンジョン&ドラゴン(Dungeons & Dragons) |
監督 | コートニー・ソロモン |
脚本 | トッパー・リリエン&キャロル・カートライト |
キャスト | ジェレミー・アイアンズ/ソーラ・バーチ/ジャスティン・ワリン/ゾー・マクラーレン/ブルース・ペイン/マーロン・ウェイアンズ |
感想
最近RPGを始めた人は知らないかもしれませんが、全てのRPGの基本になったボードゲーム(?)が、このダンジョン&ドラゴン(以下、D&D)です。
元々、RPGはPCゲームなんかではなく、あらかじめ用意されたシナリオに沿ってプレイヤーと、ダンジョンマスターと呼ばれる進行役が会話で進めていくゲームです。ちなみに、、このD&Dも15年ぐらい前に日本語版が発売されてます。
噂では(あくまでも噂ですが)アメリカの子供のほとんどがこのゲームで遊んでいて、中には、自殺をしてしまう子供まで出たとか…。ちなみに、「E・T」にもD&Dを子供がプレイしているシーンがあるらしいです。
さて、映画のほうですが、ドラゴンが出てきます。それもたくさん。
個人的にはそんなに簡単にドラゴンが出てくるなんて…。というような気がしますが、そうでもしないと地味な映画になってしまったかもしれません。
ストーリ的にはよくある話で、前知識がなくただ何気なく見た人にとってはつまらない(よくわからない)映画かも知れません。かといって、D&D風のRPGが好きでめちゃくちゃ期待を持ってみた人にもその人自身が持っている世界観と違って見え、つまらなく感じるかもしれません。
ま〜そこそこの知識があって、そこそこの期待がある人にはそこそこの面白さを提供してくれるでしょう。
あと、気になったのが、話がポンポン進みすぎてなんかはしょりすぎかな?という気がしました。
はしょりすぎたために知ってる人じゃないとわからない部分(例えば、ドワーフや、エルフの特性)が出てしまい、ある程度知識がないとわからないという結果になったのかもしれません(だけど、はしょらなければ時間が延びてしまい封切りできなかったでしょう)。
3部作との事なので、続きが少しだけ楽しみです。
この後主人公たちがどうなっていくのか…。
最後に一言、最初”善”側に戦士がいなかったのですが(最後に多分クラスチェンジで主人公のシーフが戦士になります)戦士のいないRPGなんて、クリープを入れないコーヒー(古っ!)のような気が…。