TOKYO エンデューロ 春大会


場所 昭和記念公園内周回コース(1周 5km)
日時 21/03/2004 AM11:00 スタート
形式 2時間耐久レース
順位 男子2時間ソロクラス 5位
タイム 14周 1時間55分20秒
トップと同一周回、5秒遅れ



 2004年の開幕レースです。今年は夏大会がツアー・オブ・ジャパンの東京ステージと同じ日で出場できないから、今回はいいところを狙いたい。で、ハンドルレギュレーションはまずは毎度おなじみのフラットバーかライズバー使用でドロップ、ブルホーン、DHバー等の付加ハンドルは不可。で、今回からはエンドバーは可、ただし次がミソでブレーキは手の甲を上にした状態でかけることができること。これでバージョン1は使えずにバージョン2決定。ただし、エンドバーがあったほうがダンシングが楽なんで取り付ける。

 今日は早めにと9時にはゲートに着くように行ったら既に長い列。。。 まあ、なんとか駐車場に入れて会社のメンバーと合流してスタート地点へ。今回は会社チームなんで、あのベルギーチームのウェアーです。

 で、今日の最大の出来事はウォーミング・アップ中に発生。シフトダウンさせようとしたら、「ブチ!」という音とともにレバーが空打ち。ワイヤーが切れた。。。 確かメカニック・サービスがあったはずと駆け込んでみれば、「5分で直せます」との頼もしい言葉で、ささっと直していただきました。多謝多謝。それにしても、レース前で良かった。

 さて、そうこうしているうちにレーススタート。ひやー、人数が多いね。で、今回は向こう側まではスローペースというお約束なんだけど、みんな着いていけるペースなんだけど集団走行になれてないからいたるところでブレーキかけまくってるようで落車もいたるところで発生。例年通りにもうちょっとスピードをあげたほうが、集団組む人が適当に前に行っちゃっていいと思うんだけどなあ。

 集団のほうはこれまた毎度東京エンデューロでおなじみのローテーション全くなし。今回の4時間で優勝した細山さんや前回の自分の前半みたいに、4時間組で前半は後方待機に徹するならわかるんだけど、一番性質が悪いのがローテーションに加わらないのに集団の2,3番目に居座る人数人。自分が先頭引いたときもそうだったんだけど、もうそろそろ代わってほしいから手で「前に出ろよ」と合図して横にそれたのに全然前に出てくる気配なし、後ろ見たらそのまま横にずれた自分の後ろにズラーッと。。 シーナック男軍団も同じような状態になって苦笑してるし。

 で、そうかと思えば強力な人もいて、赤パールイズミ・ジャージの人がとにかく前半でも逃げるわ前引いていくわで、この人がレース・メイクをほとんどしていたと言っても過言ではなかった。

 さらに走っていたら横に2ch赤ジャージ。これが「スケベ椅子」って人かね?と思って声をかけてみたら、この人は「カナサイ」という人らしい。集団はだいたい赤パールイズミ、シーナック男軍団二人、この2chの人、You Canの若い子、あとはちょっと自分にほか数名がまあ折を見て引いてる状態。2chの人はなんだかんだいいながら、強い人も多いんだよな。椅子って人が最初逃げてたらしいんだけど、自分がチェックしてなかったくらいだから、大逃げしてたのかも。

 レースのほうはそんなこんなで調子のほうはこの時点ではぼちぼち、それなりに前を引いたり、逃げかけてるのを追いかけてつぶしたりしているうちにまず1時間経過。何回か先頭ローテーションやってるときにゴールラインを通過していて、一回はちょうど1時間経過直前だったんで、ゴール後の1時間経過速報をみてみれば、この時点ではラップを取ってたらしい。(意味ないけど)

 残り45分くらいのところでシーナックの一人が前に出て10mくらい離れる。まあ、ローテーションのアヤで離れたんだろうと思ってたんだけど、横からいきなりシーナックのもう一人が飛び出していったんでこれはやばいと追いかけて後ろにつける。そうこうするうちに集団もおいついてシーナックの逃げは失敗。あとで横で聞いてたら「全然、楽勝じゃないじゃん」と走りながら話してるのも聞こえる。翌週のJCRC開幕戦にむけて調整で出てる人もいるから、意外と春大会はあなどれないんだけどね。

 残り30分を残したところでスタートライン通過。このレースのルールは耐久で一般的な2時間経過後の最初の通過順位ではなくて、2時間経過前に最後に通過したときの時間で順位決定。JCRC系列のツール・ド・ジャパンシリーズだったら余裕で残り4周と判断するけど(あのときは4周を28分)、今回のペースだと残りは3周。とにかく3周回ったところで前に出ることを考える。ここら辺で一回後ろに下がって様子を見る。まだまだ集団は30人くらいが余裕でいる状態。

 残り2周の防災基地側で赤パール・イズミの人が飛び出していく。こちらも集団で前のほうにぼちぼち出始めてたところなんで追いかけてみると、とりあえず追いついて、後ろから黒いジャージの人がもう一人追いつく。ここで黒ジャージの人が「後ろがちぎれかけてるからいけるかも」ということで「いってみる?」と一言で決まって逃げを試みてみるも集団もまだ元気だったようで西立川口のところでつかまる。こうなったら仕方がないんでもう一回立て直して脚と息が落ち着くように集団の中ほどに下がる。

 そして最終周回に突入。ここではまだまだ中ほど。半分くらいの人はわかってるようで「もう間に合わないからこれがラストだよね」と確認してるのが聞こえる。一番北側の右コーナーでも中ほど。一回上がって下がり始めるところで赤パールイズミの人がアタック。ちょいと追いきれないなあ。集団も追ってるような追ってないような状態で、向こう側の下りのところでこちらも集団前方に出始める。そして西立川口のところで2位集団の前に出てあとは全力。やっぱり赤パールイズミの人まではとどきそうもない。こっちもちょっと垂れてきたんで横からガーンと来るかと思いきや、そのまま行って減速区間手前の登りのところで4人くらいに抜かれる。減速区間では周回遅れもいるんで、それを利用してそこだけで前に出ようとする人は出さないラインを通って最終コーナー通過。前に二人いる。手前の一人は50m残りのところで抜き返すも前までは周回遅れもいてラインもとれないし追いきれずにゴール。5位か6位かな?

 ゴールラインを通過したらあとは流してもう1周。もっとも、最後の直線で出し切ったから流すしかないんだけど。ちょうどさっきの2chジャージの人がやってきたんで、「JCRCだとどこのクラスなの?」とか喋りながらゴールへ。自転車置いたらどっと腰に疲れが出てくる。やっぱりプッツンするといつもと違うなあ。とりあえず、東京エンデューロはまた来年。ロードではそれなりに納得のいくレース展開と結果だから、今度はMTBで複数人チームかな。




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