ツール・ド・ジャパン 第1戦 武蔵野ステージ


場所 新三郷、吉川周辺 周回コース(1周 4.7km 3周)
日時 12/10/2003 AM10:40 スタート
形式 ロードレース
順位 D2クラス3位



 えーと、公道のレースは初めてかな? そんでもって下総でDに昇級してからの最初のDのレースです。とりあえず、三郷で7時に会場到着ということはジャパンカップでの7時に浦和通過よりちょっと早めに出ればいいよね。ということで6時ちょい前に出てほぼ時間通りに到着。でも、操車場跡の駐車してるところは目の前に見えてるのに、入り口がよくわかんなくて10分ほど迷う。まさかあんなところに入り口あるとは思わなかったよ。

 さて、まずは受付。行ってみたら雨のために路面が乾くのを待ってなのか、スタートが約1時間遅くなって、その分公道使用時間が短くなった影響で周回も5周から3周に短縮するとの告知あり。駐車場に戻ってきて着替えたところで皆さんに合流して試走へ。最初のトンネル出口のところで正面の壁が気になるなあ。で、キャッツアイの上にはカーペットが敷かれてる。一応、乗っても大丈夫かな?ということで上を通過してみる。あることがわかって突入する分には大丈夫。路面が悪いとも聞いてたけど、例えばバスの重みでアスファルトがへこんでさらにそこからヒビが入って飛び跳ねちゃう様な感じの凄いのを想像してたんで、すげー普通でちょっと拍子抜け。

 さて、ウォーミングアップを済ませて、途中のところで既にレースが開始している塾長のいる集団が通過するのを見ながらスタート地点へ。ところがここでちょっと失敗。スタート地点のところで召集所を探すのに迷って泥の上を通るはめに。せっかく駐車場を出たところの大きい水溜りのところで、駐車場のところでついた泥を落としておいたのに、またタイヤに泥がついちゃったんで、水溜りを探して浸して泥を落とすものの完全にはとりきれず。

 そうこうするうちに召集されてレーススタート。泥でクリートがはまりにくいけど、焦らず騒がずきっちりと入れる。とりあえずDのレベルはどんなもんだい? ということでまずは様子見で後ろについて行く。最初のクランク部はバイクが抑えてて、そこを抜けたところでスピードアップして本格的にレース開始。Eのときよりちょっと速めかな?という気もするけど後ろにいる限りはちぎれる程でもなし。

 そしてまずは1周目の懸案のトンネル1個目。コーナー進入は注意喚起してるんでゆっくり目で問題なし。でも、トンネルに向けてそうはいっても中切れはしたくないから立ち上がりはちょっと緩めのダンシングで追走。そして件のキャッツアイ。ここもゆっくり通るようにという指示はしてるし1周目なんで特に問題なし。特に右側に位置していれば大丈夫。試走時は出口の目の前の壁が気になってたけど、いざレーススピードで走ってみれば、立ち上がり加速のことしか考えてないから壁のことは全く気にならず。トンネル出口を登りきったとこの線路側の路面がまあ悪いけど、こんな路面は特に尾根幹南斜面側には腐るほどあるんで気にせず行く。武蔵野線の向こう側でグーンとスピードが上がりつつも14,5番目をキープ。そしてトンネル2個目。入り口のほうが集団で入ると嫌かなあ。出口のところでややスピード上がり目だけど、登りなうえにその先でコーナーがあるから皆も思ったほどスピードを上げず。最終コーナーを無難にクリアーして、スタート付近にいる皆さんに手を降りながら2周目突入。

 2周目最初のストレートは特に何もなし。そうは言っても落車に巻き込まれるのは嫌なんで、前に上がっていくようには心がける。なるべくタイヤについた泥を落としたいんで、水溜りがあるところになるように集団で位置取りして、積極的に水溜りに入って今のうちに泥を落としておく。で、1個目のトンネル出口は位置取りが悪くて集団左側。こういう場合は下手にキャットアイを避けようと集団の中で動くよりは、承知の上で突入したほうが遥かにましなんで、気にせずキャットアイ上通過。カーペットで緩和されてるから、わかっていての通過ならば全然大丈夫。かえって真ん中にある金属の網が関係なくなるから実はいいかも。で、登りのために加速してたら後ろで「がっしゃーん」と落車発生の音がする。向こう側のストレートではナルシマの子がアタックをかけようと試みてはいるものの、すかさず他も反応するんで、さすがに40キロ以上出てるとそう簡単には飛び出せないか。で、2個目のトンネル突入。右側にいる人が気が付いてなかったんで、「左にいるからねー」といって左コーナー入って、トンネル出口の右コーナーを出て加速を始めたら、またまた後ろで「がっしゃーん」と落車発生の音がする。

 そして最終周回に突入。うーん、どうしようかなあ。ぼちぼち前に出ようとするも、他の人も出てくるからだいたい15番目くらい。1つめのトンネル突入の左コーナー進入で右前を走っていたスペシャ・ジャージの子が何故かクリップでは自分より左に。あのー、お願いだから集団内でアウト・イン・アウトはやらないでね。これでブレーキかけたけど、トンネルに向けての減速区間だから助かった。出口は無難にクリアーして向こう側への登り加速。スペシャの子がそんなに速くないんで登りで前に行かせてもらう。レース前の密かな目論見は最終周回の1つめトンネルを出きったところで捨て身のアタックかけてみて、2個目のトンネル前までに差をつけることにチャレンジ。捕まったらそれまでよと思ってたんだけど、実際はそう簡単に飛び出せるスピードでもないし、飛び出せるポジションにいなかったんでこの作戦は諦め。

 とりあえず、2個目のトンネルで下手に巻き込まれるのも嫌だから、少しずつ前に出るのを試みる。そしたらトンネルで減速するからというのが皆の頭にあってセーブしてるからなのか、けっこう簡単にスルスルと前に出れる。何気に2つめのトンネルに突入する車線変更部で4番目のポジションに位置するのに成功。自分でも「え?」っというくらいな感じでいい所にはいっちゃったんで、短い間に作戦を考える。こうなったらスプリント勝負やるしかないでしょ。最終コーナー出るとこまでは何としてでもこの順位を維持しておければ、6位には引っ掛かれるかな?

 トンネル部は一応減速追い越し禁止なんで、ここでは誰も無理することもなくトンネルを脱出。出口の登り加速でちょっと頑張って最終コーナーをそのままの4位で通過。もうこうなったらスプリント勝負、フル加速してスプリント開始。1,2位にはちょっと差がついちゃって追いつくのは厳しそう。で、3位の人が垂れてきて残り200mくらいのところで3位に上昇。もうそろそろ集団が後ろからドッカーンと来るかなと後ろをちょっと確認するも、追走はしてくるものの追いきれてないみたい、右側に塾長応援団がいるのも見えて、「よし!」と3位を確信してゴールライン通過。

  ゴール後にヘルメット・カバーとセンサーを返却してグルッと回っていこうとしたところで、放送で順位の案内が聞こえて3位確定。そしてちょっと間をあけて流れた次の放送で、おはなちゃんずの二人も揃って入賞しているのを確認。みんな、あっという間にDに上がってくるなあ。で、塾長応援団のところに行って3位報告して塾長と握手。昇格はタイム順ということで2つに分かれたDクラスで、D1のレースタイムをチェックしてなかったんで、どうなるんだろ?とも思ってたけど、JCRCのところでタイムを確認。でも、この書きかただとD1、D2それぞれで6位までという読み取り方もできるなあ。さあ、次からCクラスで距離も若干伸びます。なんとか維持できるように頑張らないと。

 


で、ご要望(なんですか?)にお答えして、
一応顔バレしないようにサングラスかけての表彰式後の写真です。



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