もてぎ　９９ｋｍサイクルマラソン

　2001年シーズンは調子と気持ちと予定が微妙にあわなかったので、このもてぎ９９ｋｍサイクルマラソンが最初で最後のレースです。ツインリンクはシマノもてぎで走ったことがあるけれど、今回はシマノもてぎと異なって周回方向が通常方向なので、試走に間にあうように４時半出発。途中、首都高で道を間違えてロスがあたけれども、ほぼ予定通りにツインリンクには７時到着。前回と比べて水戸ICからツインリンクへの道にもいくつかコンビニが出来てて補給食の調達もばっちり、途中で追いついた車がOD-BOXの車だったのでこれについて行けば塾長、師範に会えるだろうとのことでついて行く（微妙に煽り気味だったかもしれないです）

　パドックに車を入れたら早速受け付け。自転車にゼッケンプレートや周回チェック用の発信機を取り付けていたりするうちに塾長と師範の車が到着して合流。準備を済ませたところでセンサーチェックをしようと思ったらこれが長蛇の列。今まで昭和記念公園でのエンデューロやシマノ茂木ではこんなに時間かからなかったけどかなり注意をはらってチェックをしている模様。ただし、上述の２大会が使用している機材よりもエラーが多いらしくて（発信機形状は上の２大会と異なってました）、自分が最初に貰ったセンサーもチェックを行ったら計測不能だったので、交換してもらう。

　そんなこんなで時間がかかって、試走は１周のみ。結局、事前のウォーミングアップ不足であとあと苦労することになったので、次回は受付でセンサーを貰ったら着替えをする前にとっととチェックは済ますようにしよう。

　さてそうするうちに慌しく召集開始してスタート。人数が多いので最初は先導バイクがちょこっと抑えるのかなと思いきや、あっという間に先頭のペースが上がっていく。これはまずいとスピードアップするけど、わりと後ろに並んでいたため先頭集団に入りそこねる。とりあえず回りの同じようなペースの人や、先頭集団からこぼれてきた人を拾ってできた第2集団に入ることができました。でも、この時点ですでに脚がつりかける徴候を見せて、ちょっと横っ腹が痛くなる。横腹はそのうち回復したけど、脚のほうはとにかく直線で集団内で脚を休ませているときにはストレッチをする。

　この集団でとにかくローテーションをしながら走る。長丁場だから無理なポジション争いもなくて走りやすい。そうこうするうちにこの集団からちぎれた　と思ったら後ろからもう先頭集団がやってきて周回遅れ（たしか、６か７周目）になる。追いつかれたのがちょうどバックストレート手前のコーナーだったので、バックストレートの下りのところで集団にぬかれながらちょうど良さそうなあたりに潜り込むことに成功。そこに師範がいて合流。塾長も集団内の約３０ｍ程前にいるのを発見。この集団に８周ほど居座ることができたので、だいぶ楽をすることが出来ました。２００人近い大集団だったけど、途中一度だけ落車が発生したくらいで、特に怖い思いもしない。ちょうど横に大塚先生がいたので、どんな走りなのかな　と見ることもできました。にしてもあいかわらず２６インチなんですね。バイクはフォンドリエストだったけど。

　その後、自分がちぎれた第2集団に第１集団が追いついたところで集団がペースアップ。ペースの違う集団が合流したときが、ペースが変わるので一番怖いです。そこで対応ができずに遅れてしまったので、それまで我慢してたトイレのためにピットイン。この時点ですでにレースを投げてます。スタート直前にトイレに行ったんだけどなあ。あとはひたすらつりまくる、というより太もも前側から脹脛まで肉離れ直前になりながらひたすら走る。これ、慣れてない人だと動けなくなるくらい。とりあえず、軽いギアで回して筋肉を動かしたほうがいいので、その状態でなんとか我慢。こんなことばっかり上手になてるなあ。結局、先頭集団にはもう一回周回遅れにされました。こうなったら最初は楽勝だと思っていた茂木の登りもつらいです。この勾配でインナー・ロー？　と自分でも思うくらい。本当にこのつり癖はなんとかしなきゃあ。と思いながらなんとかゴール。長丁場だけど特に順位争いもしなかったから、そんなに書くことないなあ。

　結局、トップからは３０分程度の遅れだったけど、JCRCのSクラス相手にこのタイム差だったら、まあ満足とは言えないけど遥かにマシになったかな。今度出るときは最初に先頭集団に潜り込むことに注意しよう。

　それにしても、この茂木のレース面白いですね。大人数の集団でもそんなにピリピリしてないし、ちぎれたらちぎれたであとはサイクリングと割り切れば（１周３００円で国際格式のサーキットを走れると思えば　安い安い）　普段はレースはちょっと敷居が高いと思っている方にもお勧めです。慣れてないと、ちょっと９０度コーナー（裏ストレートを下りきったとこにある右コーナー）に集団で突っ込むのは怖いかもしれないけど。でも５周くらい走って慣れたら、このコーナーとその後のビクトリーコーナーに続く一連のコーナーは面白いです。

　さて、ゴールしたらどうせ入賞してないしということで、勢いでとっとと帰る。毎度おなじみの箱崎を除けば渋滞もなかったので運転自体はなんともなかったけど、帰りのSAでご飯をたべようと茶碗をもったら、左腕の脇の筋肉までつったのでした。本当になんとかしないと。

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