東京オリンピック
国別 チーム・タイム・トライアル コース



 世界選手権はコロンビア大会から、オリンピックはアトランタ大会(1996年)から個人・タイム・トライアルのみになってしまいましたが、以前は4人で100キロを走行するチーム・タイム・トライアル(以後TTT)がありました。(世界選手権はTTTは当時の区分でアマチュア種目) 1990年の世界選手権宇都宮大会では日光有料道路で行われています。

  ロード競技として2種類のうちのもう片方、国別のTTTは個人ロードとは別のコースを使用しています。こちらは周回を大回りにして3周で100キロ、高月町の登坂区間はショートカットして全体にフラットなコースとなってます。

周回コース全景
スタート、ゴール 甲州街道 綾南公園前
周回コース(赤線部) 綾南公園前 -> 甲州街道(R20) -> 追分町交差点 -> 20号バイパス -> 大和田橋交差点 -> 甲州街道(R20) -> 日野橋交差点 -> 新奥多摩街道 -> 奥多摩街道 -> 東京環状(R16) -> 左入交差点 -> 滝山街道(R411) -> 戸吹交差点 -> 高尾街道 -> 高尾駅前交差点 -> 綾南公園前
1周 約33km


 昭島市内の奥多摩街道に2次関門が設定されており、その記念碑が残っていますが、そちらはチームタイムトライアルのときのコースのようです。
昭島市内に残っている記念碑 の情報のあるページ

 地図を見ればわかるように、主要国道、都道を使用しています。どれも主要産業道路ですので、バス、トラックの交通量が多いうえに路肩も狭い。今となっては、自転車で走って楽しいコースではありません。

コース1周にトライする方は、下の写真を参考にしてください


国道20号バイパス 国道16号
大横町交差点

個人ロードはここを左折ですが、TTTはそのまま直進します。
国道20号バイパス 国道20号
大和田橋交差点

ここで左折。再び国道20号と合流します。
国道20号 日野大坂上

大和田橋と日野橋のおおよそ中間点。ここから日野駅まで下りでスピードが乗ります。日野自動車前からここを抜けて日野駅までは片側1車線で路肩も広いので非常に走りやすいです。
国道20号 日野橋

日野橋を越えて多摩川の北側に渡ります。日野駅から日野橋交差点まではこんな感じで路肩も狭くなります。
国道20号 新奥多摩街道 日野橋交差点

日野橋を越えて、ここで左折して新奥多摩街道に入ります。
新奥多摩街道 奥多摩街道 交差点

ここで奥多摩街道へ。
国道16号 拝島橋

拝島橋を渡って多摩川南側へ戻ります。先に見える稜線を超えると左入の交差点です。
国道16号 左入交差点

この写真とは反対側から左入交差点に進入してきて右折。再び個人ロードと共通のルートに戻ります。



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