VDO HC12.6
ハートレートモニター付き サイクルコンピューター
メーカー | VDO |
購入店 | なるしまフレンド 神宮店 |
購入年月 | 2003年1月 |
購入価格 | 12,000円くらい |
始めに
タイオガ製のハートレートモニターのベルトが壊れたんで、この際にメーター一体型のものへ買い替え
今まで使ってきたメーター、心拍計
サンヨー製(平成元年頃に発売してたもの)、キャットアイ・HB100、シグマスポーツ・BC800、タイオガ製・ハートレートモニター
組み付け
ブラケットはシグマスポーツのBC800と同じくOリングを引っ掛けて固定するもの。何故かドイツのメーカーはこの方式が好きですね。念のためにラジコンのサーボ固定用両面テープも併用して固定。センサーもタイストラップでフォークに固定します。滅多にないけど付け替えるときにタイストラップの交換だけで済みます。ブラケットとの接続部分も、電気接点を押し付ける構造になっているため振動対策も問題なさそう。この項目の点で私はキャット・アイ製品をあんまり信頼してません。
ちなみに、4ヶ月ほど使用で固定用のOリングが切れました。シグマスポーツのは切れなかったんだけどなあ。今は両面テープとタイストラップを併用して固定していますが、特に問題なし。
大きさ等
それまで使っていたシグマスポーツのBC800がコンパクトだっただけに、最初は「でかいなあ」と感じたものの、走り始めるとすぐ慣れる。もう少し厚さが薄いほうがスタイリッシュかも。これも慣れると別に違和感はない。
ハートレート計測
何が驚いたって、説明書見ながらためしに装着しただけで即座に計測を開始。水で濡らしてるわけでもないし、汗かいてない状態ですから。使っていても特にエラーとも思えるとんでもない数値を表示をすることもなし。
心拍数のゾーン設定が可能で、設定域から外れたときのアラーム警告を作動させることが可能です。アラーム音は5秒おきくらいに「ピッ」となる程度。トランスミッターは今まで使ったことのあるキャット・アイ、タイオガのものよりも小ぶりで軽量。電池の交換もユーザーがで出来るようになっています。説明書では計測距離は80cmとなっているが、手放しで腰を後ろに引いた状態でも計測は維持。(ちなみにタイオガ製は手放ししたときの距離では計測せず)
しばらく使用してみて気がついたのが、ある特定の場所で計測せずにゼロになることがある。どうも高圧線の近くでは駄目みたいですね。
ストップ・ウォッチ、ナビゲーション
メーターのいわゆる走行時間、走行距離とは別に、時間、距離の計測が可能。出先でタイムトライアルをするときにそこまでの走行距離、時間データをクリアしなくても済み、独立して使用できるので便利。ただし、HC12.6に限ればストップ・ウォッチはハートレートモニターの機能の一つとして位置付けられているため、心拍計測をしていないと作動しません。
操作性
表示は一番上がスピード、真ん中がハートレート、一番下が各種表示。この各種表示の切り替えを行う場合、真ん中の一番大きなボタンが心拍モニター機能関連。走行距離等のサイクルメーター機能の切り替えは左側のボタンだけど、右手の親指で操作することができるので違和感はない。右側のボタンが積算総走行距離、ナビゲーション、時計の表示切替で右手ではちょっと押しずらいけど、そんなに表示させる項目でもないので支障はない。あえて希望を書くなら、心拍関係なんてそんなに見ないから、真ん中がサイクルメーター機能の切り替えだったら良かったんだけど。
まとめ
データをPCにダウンロードや、ケイデンス表示が必要ないのならばこれで十分です。外観等の造りも今まで使用したメーターで一番しっかりしてるかも。5年保証というのもさすがに納得できる出来。
追記
メーターをSIGMA SPORTのBC800に戻したら、やっぱりシンプルなのが好きなので、VDOはそのまましばらくお蔵入りして、通勤MTBに転用することにしました。心拍計なしのメーターだけの物は、VDOはお薦めかと思います。