PROBLEM SOLVER'S TRAVEL AGENT
トラベル・エージェント
メーカー | PROBLEM SOLVER'S |
購入店 | St John Street Cycles |
購入年月 | 2006年8月 |
購入価格 | 15ポンド |
元はと言えば
ハンブルクでの通勤&小雨での練習用に泥除けのつくロードの様な自転車ということでシクロクロスを買ったものの、カンティはちょっと舗装路や市街地では引きが重いし、効きも弱い。特に後ろはほとんど制動力としては機能してない。ホイールを外すためにチドリを外すときもけっこう力が必要だし。ショートVという選択肢もあったけど、調整がシビアみたいだし、場合によってはワイヤを外さないとホイールが外せないらしい。第一、泥除けと干渉しちゃうかもしれない。だったら素直にトラベル・エージェントとVブレーキのっ組み合わせにすることに。
購入
まず、自転車を買ったBOCはあまりにもマニアックな部品を手配するのは難しそう。今思えば、アルスター北西にあるSTEVENSを扱ってるお店だったら可能かもしれないけど、このときは知らなかったのでネットで注文することに。ドイツの店は注文過程で何聞いてるかわかりにくいのでパス。わかったところは最初の客の場合はファックスを送れ等々難しいし。アメリカの店で発注まで行ったんだけど、アメリカ国外からの注文の場合はクレジットカードの表と裏面、パスポートをコピーして送れと言ってきたのでやめ、テロの後、国外への発送が厳しいらしい。結局、Yahooでイギリスのお店を見つけて発注。イギリスでも、一つ目は何かお得みたいだけど特殊な支払い方法を求めてきたので、クレジットカードでOKなところを見つけて発注。普通に4日ほどで届いた。発送連絡のメールに「安全に届いたらメールで教えてくれる?」とあったので、早速返答。
不具合
最初に組んだ後ろは何も問題なかったんだけど、前側に使おうとした奴で不具合発生。下の写真でワイヤが通っている部分、土台とプーリーの間が狭くてワイヤが通らない(写真は追加工後) プーリーを外して、土台側を少し削ってワイヤを通すようにした。
組み付け
ネットで調べていたら、ワイヤーの調整が難しいらしい。それも、初期伸びを想定して組まないといけないとか。だったら、最初に初期伸びを出し切ってから組めばいいじゃん。ということで、余ってたアウターを足して、まずは普通にVブレーキとして組んで、ギュッと握って伸ばしてはワイヤ付け直しを何回か繰り返して伸びを出し切る。アウターを足してこの作業をやったのは、この作業でワイヤ固定をしたところはワイヤが潰れてしまうので、トラベルエージェントを組み込んだときには余分なところとして切り取っちゃう部分になるように考えてです。
組み付け後
あとは前後ともに普通に組み付け。Vブレーキのトリム調整も、左右差を見つつ、なるべくバネが弱くなるようにしたら、引きが非常に軽くなった。前側はアウターをなるべく短くなるように、後ろ側はカンティのときのアウターをそのまま使ったけど、普通に流れが素直になった。
効き等々
ネットではタッチが悪い等書かれてる場合もあるけど、別に普通だなあ。最初に初期伸びを出し切っているのは効いてるかも。なにより、引きは軽くなった上に制動力が上がったのは嬉しい。ステンディング・スティルも非常にやりやすくなった。泥つまりという点ではカンティには勝てないから、シクロクロスのレースで使うとしたらカンティだろうけど、今回の舗装路メインで泥除けがつけられるという目的だったら、こっちのほうがいいかな。ワイヤの耐久性は使っていったところで報告します。