Time Impact Magnesium


メーカー Time
購入店 You Can(八王子店)
購入年月 2003年5月
購入価格 25,000円くらい

始めに
 今まで使用したことのあるペダル:シマノNew105(トゥ・クリップ)、タイム・エキップ・マグネシウム(ノーマルシャフト)
 シューズ:プーマ・GLメッシュ、SIDIテクノ、タイム・エキッププロCX(現在使用中)

購入
 それまで7年間使用していたタイム・エキップ・マグネシウムが踏み込むと異音が発生していたんでさすがに買い替え。SPD−SLも選択肢に入っていたけど、タイムに比べると動きが軽いらしいと聞いていて、前にルックをちょろっと使わせてもらったときの感じから「やっぱりタイムのぎゅっ、って動く感じのほうがいい」と素直にインパクトに換えることに。最大の問題は「フレームがルックKG281」なんだけど、まあいいか。シマザキには在庫がなかったんで、その足でYou Canへ行って購入。チタンは固着なんかで面倒だし、そこまで重さは気にしないんでエキップの時と同様にクロモリシャフトにしました。

組み付け等
 クリートは今までがタイムだったので、マーキングしてあった同じ前後方向位置にカフェクリートを取り付けただけ。意外と忘れられているけど、前後方向さえ決ってしまえばクリート位置が元の状態に戻せるのがタイムのメリット。本当は踏面からシャフトまでの距離は0.7mm短くなってるはずだけど、カフェクリートの厚みがエキップ用よりも厚い感じがするので、とりあえずそのままの位置で装着。

大きさ
 今までのエキップに比べるとペダル自体は小ぶりになってます。重量は外して持って比べたら一目瞭然で確かに遥かに軽い。でも、じゃあクランクにつけて違いがわかるかといえば、全然わからん。前より10%以上踏面の面積がでかいというけれど、踏んでみてそれがわかるといえば、よくわからないレベル。2月近く使用していますが、IMPACTのロゴは削れていないんで、実質的な踏面は変わらないんじゃないの? とも思います。後ろ側にも踏面を増やしたのがウリなのかな?

ノーマルシャフトだってこともあるけれど、エキップでは写真を見ればわかるようにペダル外側をけっこう擦ってます。インパクトではそこまでまだやってないけれど、ペダル後ろ側の幅自体はエキップとそんなに変わらないんで、最大バンク角はそんなに変わらないと思う。その後、けっこうガリガリと擦ってるんで、バンク角はエキップとあんまり変わらないかも。


脱着
 タイムのエキップ以外のビンディング・ペダルを使ったことがないんで(他はルックを本当に5分ほど使ってみただけ)、それとの比較にしかなりませんが、脱着に関してはそんなに変わらないかなあ。少し、はまったときの「パチン」とした感じが強くなった感じ。前のエキップでは前もアルミ製のクリートにしていたんで、上から無造作に踏み込んでいてもOKだったけど、インパクトは少しは前を引っ掛けてから、というのを意識しないとはめずらいかも。まあ、トゥクリップに比べればはるかに楽なんで問題なし。

 バネは3段階で調節可能ですが、とりあえず最も弱い状態にしていても何ら問題ありません。

ショートシャフト
 インパクトは最初からショートシャフトになっています。右脚はノーマルシャフトだったエキップのときよりもクランクに近づいて、シューズはクランクギリギリ。対して、左側はまだ余裕がある位置のところで落ち着いています。脚が望む自然なポジションにはなったらしい。その後、サドルのポジションは全く変えていないけど問題なし。元からショート・シャフトを使っていた人の場合は少しサドルを下げたほうがいいかも。

シューズカバー
 インパクトを使い始めたのが夏、そのときは問題なかったけど、初めての冬を迎えて気になったのがシューズカバー。カフェクリートの後ろ側にある歩行用突起部がシューズカバーの開口部を後ろへひっぱる上に、クリートの前側がエキップ用よりも小さくなっているため、クリート先端がシューズカバーを巻き込んでしまて、ちょっとペダルを拾いにくい。なおエキップだと、シューズカバーを多少巻き込んでも特に遜色なしに拾うことが出来ていました。ただし、これはシューズカバーのクリート用開口部を広げることで対応可能です。また、ルディ・プロジェクトのレイン・シューズカバーでは、生地が薄いために少し巻き込んでも特に問題なく拾えます。



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