Mavic Kysrium Elite
メーカー | Mavic |
購入店 | レーシングサイクル・シマザキ |
購入年月 | 2002年2月 |
重量 | F 780g R 980g(クイックなし) |
使用タイヤ | Michelin Axial Pro light |
購入価格 | 45,000円 |
発注
レース活動再開を考えていたときに、MA40の練習ホイールに乗りなれてるとホイール重量はそんなに気にならないし、アルミ・スポークをいまいち信用しきれない所にステンレス・スポーク版のエリートが出たので、すかさず発注。日本入荷前の段階での発注でしたから、かなり初期のロットだったようです。
組み付け等
重量計測の結果はさすがにMA40よりはるかに軽い。持った時点で軽いのがわかる。リム・フラップが必要ないのも軽さに拍車をかけてる。クイック・シャフトだけはマビックの廉価タイプのもので見た目がちょっと貧弱だから、マビックのいいホイールに付いてるやつか、DURA-ACEのものに変えてもいいかも。リム幅が微妙に狭いからなのか、タイヤをはめるのがMA40より遥かに楽。チューブはロングバルブのものを使用してるが、通常の長さのバルブでも使えそう。後輪はタイヤをはめた状態で重量バランス調整をする必要がなかった。前輪はセンサー・マグネットを付けなければ重量バランスはバッチリ。センサーの分だけバランスが崩れるので、ウェイトで補正。
インプレッション
踏み出しでの軽さに差があるかどうかは? とりあえず、「速度を上げたときの伸びがいいのかなあ?」という程度。練習用のMA40のホイールに対してスポーク本数が半分だから最初はコーナリングが心配だったけど、ヨレル感じもないのでガンガン使えるレース用ホイール。硬さも、普段が36HのMA40なので差があるのかあんまり分からない。
最高速比較
自分の脚での踏んだ感じの差なんてものは、特に私の場合はいい加減になるので、近所の坂道での最高速を測って空力性能の比較をしてみました。
場所 :東京都多摩市・多摩丘陵病院前の坂 高低差約30mくらい
普段の練習ホイールでスピードを出して下りはじめておけば冬場は80km/h近くまで出る
方法 :ゴルフ場入り口で20km/hのスピードへ調節。あとはクラウチング姿勢で惰性で下る
(ただし、練習中での比較のため測定日は異なる。)
結果
マビック・キシリウム・エリート 75.6km/h
マビックMA40 練習用 66.6km/h (若干、キシリウムのときよりも風有り)
MA40のときのほうが風(微妙に横風)で条件が悪いとはいえ、キシリウムのほうが明確に空気抵抗で性能が良い結果が出ました。リム重量でもさすがにMA40よりは軽いでしょうから、オールラウンドに使えると思います。マビックは前後別々の販売もしているんで、前輪はエリートで十分だから、後輪だけ奮発してキシリウムSLやカーボンのものという選択もいいと思います。