CICLOSPORT CICLO PLUS CP10L
ハートレートモニター
メーカー | CICLOSPORT |
購入店 | PARKER INTERNATIONAL |
購入年月 | 2004年10月 |
購入価格 | トータル 10,000円くらい |
今まで使ってきた心拍計
キャットアイ・HB100、タイオガ製・ハートレートモニター、VDO HC12.6
最初に
一体型のVDO HC12.6を使用していたけれど、ふと、メーターをシグマスポーツBC800へ戻したら、これが操作と表示がシンプルで抜群にいい。やっぱりメーター機能のみのものと比較すると複数のボタン操作が煩雑だし、表示も一つの画面にいろいろ出てるのは見難いかも。自分にとってはメーターはメーター、心拍計は心拍計で独立してたほうが、見やすいし操作もしやすくていいみたい。レースのときは心拍なんて見ても仕方ないからトランスミッター外しちゃうしな。なお、VDOはメーターだけの奴は信頼性もあってお勧めかと思います。
さて、独立してたほうがいいと言っても、シグマスポーツの横にVDOのをつけるのも間抜けだ。ということでVDOは復活させた通勤MTBにつけて、新たに心拍計を買うことに。
心拍計選び
必要な機能は、心拍数が計れること(当たり前だ)、いくらシンプルが好きとは言っても時計なしのは却下。というよりも、時計表示をさせていることも多い。そしてストップウォッチが付いてること。 グルグル回るのが嫌いな自分が使うわけないんで、色々なラップ・メモリー機能はいらない。回復時間がどうのこうのだとかもいらない。PCへの転送もしない。そして、本体とトランスミッターの電池は自分で交換できることが条件。
となると、電池交換のできないポラールは却下。最近は出来るのもあるみたいだけど高いし、みんな持ってるしね。メーター使ってることだし、シグマ・スポーツのPCシリーズの100桁番台のほうなんていいかも。でも日本では取り扱ってない。では、と海外通販を見ていたら、BCシリーズを扱ってるお店のページに載ってたCICLOSPORTってのも良さそう。USポスタルとファナックのメーターのサプライヤーなのね。デザイン的には一つ上のCP23がさらにシンプルで良かったんだけど、いらん機能がいっぱいついてたんで、CP10Lに決定。
購入
というわけで海外通販で購入。お店はCycle Sport誌に広告が載っているイギリスのPARKER INTERNATIONAL。ロード関係専門店で、見てみるといろんなパーツが揃ってる。普通にクレジット決済で買えます。注文してから1週間で普通に届きました。
初期設定
中の説明書を見ると、一応は日本の代理店があるらしいけど(EPIガスカートリッジの輸入元みたい)、そこのホームページではCICLO SPORTに関しての記載はなし。イギリスからの買い物で日本の代理店を通していないので、当然ながら説明書に日本語での記載はなし。ただし、英語の説明書を読んでる分にはそんなに難しいことも書いてないし。簡易セットアップマニュアルもついてるんで(もちろん英文)、日付、時刻、ターゲット心拍上下限、体重、性別を難なく入力終了。
ハートレート計測
実は、裏側が電池の蓋の位置といいVDOのトランスミッターとそっくり。で、VDOのときと同じく、試しに装着しただけで汗もかいてないのに即座に計測を開始。おまけに、予想通りというかやっぱりというか、VDOのトランスミッターでも普通に計測可能。多分、中身は同じだと思う。なお、上位機種はトランスミッターが別でデジタル・コードで送信してるみたい。
両手離しで後ろに重心かけた状態でもトランスミッターからの電波を十分拾ってる。高圧線付近だと計測しなくなるのもVDOと同じ。で、使えるんならばということで、CICLO SPORTのはスペアとして温存して、VDOのトランスミッターを継続使用。
操作性
左手前のボタンで、時計、ストップウォッチ、カウントダウン、カロリー消費を表示切替可能。。ボタンにクリック感はないけれど、自分としてはかえってクリック感なんていらずに押せば反応するほうが好きなんで、非常に好評。
ストップ・ウォッチ
右上のボタンがストップ・ウォッチの操作。ラップ・カウンター等々の機能がないんで、このボタンはスタート・ストップ・リセット(長押しする)の操作のみなんでシンプル。ちなみに計測精度は秒単位。まあ、秒以上の精度はいらないでしょ。VDOのメーターと異なって、当たり前ながら心拍数計ってなくても計時可能。
カウントダウン
設定タイムからのカウントダウン表示が可能。過去のタイムがわかっているところでのタイム・トライアルで役に立つか? アラーム音をONにしておけば、ゼロになったときに知らせてくれます。ゼロで自動停止で、その後のカウント・アップはありません。
カロリー表示
最初に入力した体重、性別のデータと、測定した心拍数から消費カロリーを計算可能。ただし、妙に多めに計算されているような気はする。もっとも、自分としてはあんまり必要ないけどね。
固定
自転車用メーターのメーカーの心拍計なので、ハンドル固定用マウントも付属。ゴム製で形はタイオガのものとそっくり。ただし、こちらは横に軽量化?のためと思われる肉抜き穴が空いてる。なお、完全に貫通させていないので、剛性もあってふにゃふにゃしていません。
電池交換
トランスミッターは、裏側の蓋を10円玉で開けて交換することが可能。本体のほうは、別に開けてみたわけではないけど、見た目の構造がタイオガの心拍計とそっくり。説明書を読む限り、ベルトを外して、裏側の小ネジを外して裏蓋を開けば簡単に交換可能らしい。
腕時計
グーグル検索(日本のページ限定)をしたら、オペラ(ネット・ブラウザーの一つ)を開発した人が上位機種を腕時計で使ってる紹介がある。まともに日本語のページでCICLO SPORTの製品が出てくるのはここのみ。自分としては普段着用してる時計が厚さ4mmの薄いものなんで、絶対に腕には巻きたくない大きさ。まあ、ストップ・ウォッチが必要なときは貰い物のタイメックス・トライアスロンを使おう。
まとめ
普通に、必要最低限の機能を装備した、使いやすい心拍計。もっとも、日本で普通に売ってるわけではないんで、あんまり参考にならないかも。
追記
実は日本語のサイトだと、Ciclo Sport よりもCicloSportと分離しないほうが検索に引っかかる。最近、インターマックスがメーターの取り扱いは始めたけれど、心拍計は扱わないらしい。ポラールも扱ってるからなあ。同じ機能だと、こっちのほうが安いんだけど。