Omega Booさんの独り言

Gin-Yoku考   (BBS立上げの冒頭に寄稿した内容です)
「Gin-Yoku」との出会い
はじめてGinーyokuの事を知ったのはFLIGHINFO内での記事だったでしょうか?何やらコダワリを持って作ってそうだな〜と横目で見て
いましたが、正直、まだ購入してみようとは思ってなかったですね。
きっかけは以外にもAC04というコンシューマーゲームでした。当時、FSの最高峰といえば一般的にはMicrosftのFlight Simulator 2000
でしたが楽しむためには相当のPCのスペックアップが必要で、それでも重くて半ばベンチマークソフト化にしているような状況でした。
AC04はPlay Station2向けに開発されたFlight Simとは別モノのいわゆるゲームなのですが、豊富な資金力のバックもあるのでしょう
か?相当徹底的な造りこみがなされていて、従来「FlightSimモノはPCにはかなわない」という定説を完全に覆すような出来で登場しま
した。私自身はPS2はほとんどDVDを見るのに使うくらいでもっぱら子供達が占領しているのですが、AC04だけは、そのフライト画面の
美しさに惹かれて、たまにゲームパッドを握ったりします。(単に飛んでるだけですが)
この一年ほどのコンピュータの性能向上は圧倒的で、ゲームと雖ももう立派な創作作品になりつつありました。そういう意味では
FlightSimlatorという分野も今までの「こんな描写ができます」的なハードスペックに依存したものより、もっと人の感性にに訴えるような
(例えばFlightSimなら「飛んでる時の気持ちよさ」とか「浮遊感」とか)の表現力の方が重要になってきたのではないでしょうか?少なくて
も分岐点に来ているような気がします。
つまりプロデュース側がその作品にどれだけ思い入れしているか(何を伝えたいのか)が重要になってきているわけです。
そんな風に思ってる中でGin-yokuに出会ったわけです。

「Gin-Yoku」の本質
さて、Gin-Yokuのいいところとは何でしょう?ここからはあくまで私見になります。私はGin-Yokuには他のSimにない独特の浮遊感があ
ると思っています。「あ、空に浮かんでるなぁ」という・・・。それは何処からきているかというと独特の目線処理です。例えば離陸してどち
らかに旋回するとしますね。一般的なFlight Simでは地平線が下がったり傾いたりはしますが視線はあくまで正面に固定されたままで
す。ところがGin-Yokuでは視線が旋回する方向にどんどん流れていきます。最初は戸惑いました。「一体、この機体はどっちに向いて
飛んでいるのだろう?」って。事実、Gin-Yokuの公式掲示板にもこの点についての指摘があって「飛びにくい」というのがありましたね。
ですが、慣れてくるとこの視線の変化が独特の浮遊感を作り出していることに気が付きました。確かに視線が固定いている方が機体
の姿勢を把握しやすい(=飛ばしやすい)のですが、逆に飛ばしにくいからこそ、かえって3次元空間を飛ぶ「飛行機の操縦」の奥深
さ、味わいがあるのではないかと思うのです。この点はGin-Yokuの本質を問う部分で非常に大事な要素ではないかと思います。私も
FS歴はこの2〜3年ですのでこの「視線の変化」という手法がAQUAさん独自のものかどうかは判りませんが、少なくともおそらくFlight
Simmerの圧倒的多数を占めるのMicrosoft Flight Simulatorのユーザーが知らない部分ではないかと思います。本来、PC系のFlight
Simの最大の欠点は「実際の姿勢の変化や重力、遠心力を体感できない」ことで、これは致し方ない事だと思いますが、この視線(視
野)の変化の手法は、ひょっとしたら人間の錯覚を利用して擬似体感を実現できる効果的な方法かもしれません。この部分はGin-
yokuの核として、もっとも力をいれて発展させてほしいところです。
・・・・ちょっとお茶にしましょうか(^-^);

「Gin-Yoku」が好きな理由
さてさて、先ほどは少し理屈っぽい話になってしまいましたが、そればかりが私をGin-Yokuファンにした理由ではありません。実は飛行
機の持つ「雰囲気づくり」にも製作者側はかなりこだわった跡がうかがえます。例えば、3Dで構成されたコクピットパネル。ハットスイッ
チを動かすとほぼ実際のパイロットと同じ視線が確保されています。それから客室視点。「乗客としての景色を楽しむ」新しい試みで
す。面白い事にこれらの場面では太陽の陰影効果を上手く利用していて、特に朝夕のコクピットパネルの照り具合など「さもありなん」
と唸らせるほどに美しい効果を発揮しています。また夜間コクピットパネルの「照明の美しさ」なども、この「雰囲気作り」から生まれたモ
ノなのでしょうね。
以上は飛行機の内側の話でしたが、外側からはどうでしょう?おそらく最もこだわったのは日本のテレイン(地形)シーナリーでしょう
ね。私の撮ったスクリーンショットを見ていただきたいのですが、瀬戸内海の小さな離島まで、きっちり高度の描写がなされています。
今までの他のFlight Simではフォトを使って上空からそれらしく見せてはいても、低高度から見ると平らな地形があるだけというのが殆
どでした。これには正直いって、驚きましたね(^-^)/。海岸線や湖などもかなり正確に描写されていて、Simなのに本当にそこへフライト
してきたかような錯覚を覚えてしまうほど・・・とてもこの辺の雰囲気作りが上手です。

「Gin-Yoku」の欠点
これは無数にあります。・・・といえば語弊がありますが、言い換えれば、もっとずっと良くなる可能性が無数にあります。(それをみなさ
んと一緒にこのBBSでトークできたらと思います)
大事な点は、Gin-Yokuらしさを残す点です。私見では「視線の変化による操縦感の向上」「飛行機の持つ雰囲気向上のための演出方
法」が核になるのではないでしょうか?
今、絶対的に足りないと思うのは視程の問題ですね。ただ、これはスムーズな飛行感覚を得るために思い切ったFR(フレームレート)
向上と引き換えに割り切った仕様にしたのではないかと想像しています。ですが、PC側の能力向上も凄まじいものがあります。この辺
はユーザーに選択させるメニューがあっても良かったのではないでしょうか?
次にナビゲーションシステムの精度の向上があるでしょうか?あとバランスの問題。あまり重箱の隅をつつくような指摘はしたくありま
せんが、例えば「FLAPの動き方」と他の凝った動翼とのアンバランス等は早めに改善してほしい部分です。

以上、Gin-Yokuについての個人的な思い入れを最初に書いてしまいましたが、Gin-Yoku自体はかなり明確な製品ポリシーをもってリリ
ースされているように思います。ひょっとしたら「浮動視点」がそうかも知れないし「地形描写」などもこだわってるかもしれません。しかし
そうした創り手側の思いをユーザーがどう捉えているか映し出す仕組みが日本では少ないように思います。その点は米国生まれの
MSFSやFLYなどの関連Forumの多さには驚かされますね。そうゆう土壌が違うのでしょうね。ユーザー側も「不平、不満」を言って責め
るばかりでなく作り手の立場にもたった建設的な意見をどんどん上げてくる。今回のFS2K2の出来の良さなどはそうした事の反映では
ないかとも思えてきます。
Gin-Yokuの創作者の方々も「信念」とは別に、それが正しいのかどうかの「疑問」もきっとお持ちではないかと思います。
この場がそういったことにお役立ちできる場所になればと思います。

「FS名機コレクション」
やっと出来ました。「FS名機コレクション」
今まで手当たり次第DLして集めたAddon機体はFreewereだけでもFS2000とCSF2あわせて300機以上もありました。FS2002の出来が
素晴らしく、機体もそちらに移行できれば問題ないのですが、何故か物事そう単純に進まない。どうやらMSは完全互換策はとらず質
の向上を選択されたようで、素人の私では、一部を除き上手く移行出来ません。
そこで博物館じゃないけれど、一堂に集めて鑑賞できるようにしようか、と思いついたのが今回の「FS名機コレクション」です。
とても全部は無理だったけれど、そこそこお気に入りの機体を展示できたかな?あらためて眺めてみると、どれもこれも秀作ばかりで
作者の方の情熱と腕前に頭が下がる思いです。と同時に、全てFreeで楽しませて頂いている事、ただただ感謝に堪えません。
公開時のファイル名は不明です。また、READMEファイル等の紛失で一部、作者が判らなくなってしまった物もあります。が、極力キー
となるようなワードをタイトルに入れましたので、興味のある方はFlightsim.com等で探してみてください。
巻末に「お気に入りアンケート」を作ってみました。よかったら来場記念に投票していってください。


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