希少生物研究会   事務局:大分県中津市

食物連鎖の頂点にあるタカ類をはじめとする希少生物と

その生息環境の保全がすべての生物を守ることにつながります。

2020/10/08 ホームページを更新しました。

調 査

《鳥 類》

◆タカの渡り

◆クマタカ

◆オオタカ

◆ハチクマ

◆サシバ

◆アオバズク

◆シロハラクイナ

◆コシジロヤマドリ

《爬虫類》

◆シロマダラ

 

 

《爬虫類》

◆タナゴ類

◆アカメ

 

 

《昆 虫》

◆タガメ

◆ゲンゴロウ

 

《哺乳類》

◆ニホンカモシカ

◆アカメ

 

 

「タカの渡り」

春や秋に多くのタカが大空を渡って行きます。

一生懸命に飛ぶその姿は「感動」の一言です。

どこへ向かっているのだろう?どんな種類のタカが、

どのくらい飛んでいるのだろう?

希少研では、大分県の大分市関崎を中心に「タカの渡り」を調べています。

 また、全国の「タカの渡り」を調べている 「タカの渡り全国ネットワーク」

にも参加し、情報交換などを行っております。

 

「クマタカ」営巣谷を見守るオスの成鳥

 森の王者「クマタカ」。その生態は、地域によっても様々なものがあり、観察を続ければ続けるほど謎めいて、毎回新しい発見があります。

希少研では、「クマタカ」とその個体をとりまく環境との関わりなどに注目し、生態に迫って行きたいと考えています。

「オオタカ」巣に帰る雌の成鳥

 現在、九州各県でちらほら繁殖の確認がされてきています。

我々も九州における繁殖状況の把握を目標に追跡しておりますが、

その他に越冬期に見られる個体が日本産のものなのか、

また大陸産のものなのか、いろいろと推測できる範囲で観察を続けています。

「ハチクマ」

 繁殖のため東南アジアから渡ってくる「ハチクマ」。

その名の通り、「ハチ」を好んで、昆虫類、爬虫類、両生類を捕食するタカの仲間。

希少研では、繁殖生態に迫り、追跡をしています。

 

 

「サシバ」

 

「アオバズク」

 毎年繁殖のために身近な神社や、森にやってくる「アオバズク」。

希少研では、「毎年同じ個体が同じ場所へ来るのか」

というテーマで「アオバズク」を追跡したいと考えています。

 

「シロハラクイナ」

「シロマダラ」

 夜行性であるため、めったにお目にかかれない「シロマダラ」です。

個体数も少ないとされておりますが、

局所的にはずいぶん多く見られる事もあります。

 

「アカメ」

 数年前から大分県のとある河川において「アカメ」の

捕獲調査を実施しております

実際の捕獲、捕獲寸前?のデータを少しずつ蓄積しております。

もしも、大分県内でのデータをお持ちの方、

研究中の方、情報交換・調査協力お願いします。

 

 

「タガメ」卵を守るオスのタガメ

 田んぼの王者として知られる「タガメ」ですが、

昔はいたのに見かけられなくなった昆虫です。はたして、

本当にいなくなったのでしょうか?

希少研ではおおまかな分布状況の把握を目標として追跡しております。

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