希少生物研究会   事務局:大分県中津市

食物連鎖の頂点にあるタカ類をはじめとする希少生物と

その生息環境の保全がすべての生物を守ることにつながります。

2020/10/08 ホームページを更新しました。

希少生物研究会

 私たちは、希少野生生物の調査・研究を行ない、その結果に基づいた根拠のある自然保護や環境教育等の啓発・普及活動を目指しています。近年、希少生物保護への関心が高まっているとはいえ、未だ多くの種についての生態は明らかにされていません。これからは行政・企業・NPOなど、広範囲なネットワークの構築が必要であり、日々の観察とデータの積み重ねが保護活動の第一歩と考えています。そして、食物連鎖の頂点にあるタカ類をはじめ、絶滅の危ぶまれている種や生息環境を保全することが、その裾野に広がる全ての動植物を守ることに繋がると確信しています。

 

《会の歩み》

 

1997年   「九州のクマタカを調べる会」として発足、九州内のクマタカの生息状況を調査、継続中

 

2002年~  大分県・福岡県・宮崎県などで「タカの渡り」調査を実施、継続中

 

2003年   調査対象を鳥類だけでなく、爬虫類・魚類等にも広げ、名称を「希少生物研究会」に変更

 

2006年~  「希少生物研究会会報」を発行(年4回)

 

2007年~  大分市生涯学習施設「関崎海星館」にて春秋に写真展開催  9月自然観察会へ講師派遣

 

2008年   3月 法人格を取得  「特定非営利活動(NPO)法人 希少生物研究会」に名称変更

 

        4月~5月 中津市三光金色温泉ギャラリーザリにて写真展「鷲鷹」開催

 

        アースデイ行事、中津市「ヒーリングアース」に出展

 

        6月、会員数名が「大分県希少野生動植物保護推進員」の委嘱を受ける

 

2009年   6月ホームページをリニューアル、ブログを新設

 

        12月「タカの渡り報告会2009in愛媛」に参加・報告

 

2010年~  「NPO法人福祉コミニティKOUZAKI」さんと大分市にて定期的に観察会を実施

 

        日本図書コード(ISBN)出版者記号を取得

 

        研究報告書1(FIELD WORKER-1)を「第7回九州ろうきんNPO助成」を受けて発行

 

        9月「大分県企画振興部景観自然室」委託業務「生物多様性自然観察会」実施

 

2011年~  国内最大級の環境イベント「エコプロダクツ」に2018年まで参加

 

 

2013年   研究報告書2(FIELD WORKER-2013)を発行

 

2015年   環境省の依頼を受け 「長者原ビジターセンター」に野鳥写真を提供

 

2020年   4月に法人解散の清算を結了し、

        名称を「特定非営利活動法人 希少生物研究会」

                  ↓

           「希少生物研究会」に名称変更

 

 

 

 

 

 

 

会 員 (募集中!!!)

 

会社員・自営業者・写真家・主婦など、熱い思いで野生生物に向き合う希少な人々、全国に約40名

 

(自然観察指導員・傷病鳥獣ボランティア・生物分類技能検定動物2級など)

 

 

 

 

《研究発表》

 

(財)日本野鳥の会の学術誌(Strix)にタカ類の繁殖・渡りについて、計5本の論文発表

 

「タカの渡り全国ネットワーク」の2003年徳島県鳴門大会・2005年広島県福山大会にて研究発表

 

当会研究報告書―1 「FIELD WORKER」の発行

 

当会研究報告書―2 「FIELD WORKER2013」の発行

 

 

 

希少種の確認記録、生態の研究、識別などについて発表

 

 

 

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