23 ムーン・アタック
「うれしいか」「私が話そう」「しかし、今日の出撃の許可は昨日のうちにいただいております」「ティターンズの艦隊がフォン・ブラウン市へ向かって動いているのは確かなことです」
「攻撃されてからでは遅すぎます。戦争などは、所詮はその前後の戦術の優劣によって決します。我々の判断の正しさに自信を持ちましょう」
「この無線をティターンズが傍受してくれると助かる、エゥーゴに内部分裂があると思ってくれるからなぁ」「時間があれば行く」「准将は真の敵の素顔を見ておけというのさ」「この作戦中に」
「了解」「キャプテン、真っすぐ敵艦と接触をしたい」「そのつもりだ。准将と仕事をしたいからな」「百式でるぞ」
「フォン・ブラウン市に進行するモビルスーツ以外は相手にするな」「ん」「動け、止まっていては」「ああなっているから・・・ん」
「旗艦らしき船はモビルスーツを出さずに、左右から来るか」「アポリー、後ろだ」「艦隊行動をとらずにフォン・ブラウン市へ入ろうというのか」
「この感覚、あの男か」「そうはさせん!」「はぁ」「カミーユ!」「カミーユ」「行くぞ、カミーユ」「ここで戦うのは危険だ」
「准将」「はい。地球連邦軍の指揮権をティターンズに渡す方に傾いているなど信じられませんでした」「政治家たち全てを宇宙に運ぶ方法はないものでしょうかねぇ」「緊急動議で・・・」「それもよいかも」
「明日も同じ時間に頼む」「危険だ!近寄るな!早く警察に知らせるんだ!」
「准将」「准将」「しっかりしてください」「准将」「ブレックス准将」
「ティターンズの元締めか、これで地球連邦軍はティターンズの管轄下に入り、正義は我らのものということか・・・しかしそうかな、今日の都合で魂を売った人々の決定などは、明日にも崩れるものさ」
26 ジオンの亡霊
(セリフ無し)
「言うことをきかないと宇宙には連れてってやらないぞ」「もちろんだ。ブレックス准将の身代わりだと思えばな、あの子たちが」「分かっている」「ありがとう、ハヤト君、またアウドムラの世話になってしまったな」
「ん、そのことなら承知している」「しかし、コロニー落としを行ったことで、ティターンズを憎む人々も増えている」「ん」「ああ・・・マメな方だな、ミライ・ヤシマ夫人は」
「カラバにエゥーゴ、そしてアクシズ、少し重すぎるみやげだ・・・」
「それは困る、こちらにも予定がある」「こうしていることが危険なのは分かっている。ボートを1隻貸していただきたい」「大丈夫だ、アーガマならば」「幸運を祈る」
「キャプテンもかなり苦労なさったようだ。白髪が出ている」「ハッハッハ、見に覚えがあるので?」
「カミーユにはもう父親役はいらないでしょう。本当のお子さんからです」「では」
「敵艦がサイド2付近に集結しているというのは・・・」「知っている」「2人にはいずれ話そうと思っていた、噂は本当だ、ブレックス准将は亡くなられた。しかし悲しむ暇はない。サイド2に回るまでに実施しなければならない作戦があるのだろう」「ああ」
「作戦上から言えばΖの後方支援は無駄かもしれない。だが、レコア少尉の安全を考えれば、ブライトキャプテンの措置は正しい」「ここは軍隊だぞ、男も女もないっ」「ヘンケンキャプテン」「ファの言ってることは正しいな」「女の子は女の子だよ」