| 泣ける本 | |
3歳の時に小児眼科の先生との出会いがなかったら、私は弱視になっていて、今のような生活をおくれなかったかもしれないと、聞かされてそだったため、盲導犬にたいする思いがヒト一倍あります。 これまでに、沢山の盲導犬や犬の本を読んできましたが、これらの本で癒されるのは、私だけじゃないはずだと思い、こうして紹介することにしました。泣けるけれど、読んだ後は優しい気持ちになれる本ばかりです。読んでみてください。 |
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白い犬とワルツを 著者:テリー・ケイ 出版社:新潮文庫 580円 私がこのサイトを立ち上げたいと思うきっかけになった本です。 すごく切なくて、すごく泣けます。老いるとはどういうことなのか?老人の意思を尊重するというのは、どういうことを言うのだろう?本当に色々考えさせられます。読み終わりたくないけど、先が読みたいような、でも辛くてたまらなくなる1冊です。読み終わった後は相当ブルーになってしまいました。この本は絶対に皆さんに読んで頂きたいのです。 今の自分と、10年後、20年後の自分は同じ1冊でも違う感じ方をするに違いない・・・と思う1冊です。 サムの暖かさや自立していたいというプライド。自分のおじいちゃんやおばあちゃんにも同じような感情があるはずなのに、時々忘れてしまうのです・・・。私はもう祖父が1人しかいませんが、祖父の気持ちはどうなのだろう?という風に考えることができるようになったのは、この本に出会ったからです。是非、是非読んでみて下さい。 (2000/2/12) |
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盲導犬クィールの一生 著者:石黒 謙吾 写真:秋元 良平 出版社:文藝春秋 1500円 この本も、本友達の先輩からの紹介で手にしました。中を開くと、ちびっちゃいクィールと兄弟達がそれはもうかわいくてかわいくて・・・ とにかく一気に読んで、一気に泣きました。「一生」という言葉が付いている以上、最後の結末は分かっているのだけれど、石黒さんの文章を読んでいると、クィールの目や表情が想像できて、なんだか、私の横にクィールがいてくれるような錯覚に陥って、涙がいっぱいでるのに、クィールが慰めてくれいているような・・・なんだか、支離滅裂の文章ですが、ホントにそんな気持ちになりました。 大部分の方が、泣いてしまうとは思いますが、読んで欲しい本です。盲導犬が目の代わりをする道具ではなく、心のケアをしてくれる最良のパートナーであることを知って欲しいと思います。 (2001/6/11) |
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オードリー・スタイル 著者:バメラ・クラーク・キオ 講談社 2940円 大学の英語の授業で「ローマの休日」を何度も何度もヒアリングさせられたことがありました。 それなのに、耳で聴くより、オードリーの洋服のセンスと、グレゴリーペックの紳士ぶりに目を奪われてばかりいた(笑)という記憶だけが残っています。 これまでは、この映画で使われたシバンシィの衣装は、たまたまオードリーが裏道でお店を見つけて入ってみて決めたかのように聞いていたのですが、実は、オードリー自身が自分に似合うものを研究し、知り尽くしていて、新進気鋭のデザイナーとして名前が売れ始めていたジバンシィを指名したのだと初めて知りました。 この本を読むと、オードリーという人の行き方や考え方に触れ、オードリーと共にすごした人たちに愛されて生きた彼女の人生と、彼女が晩年に力を入れていた活動など、女性として見習うべき点が沢山あります。もちろん、今見ても美しい彼女の写真も。 彼女が亡くなった最後を読むと、自然に涙がこぼれてきます。何時までも愛されるオードリー。素敵な本でした。 (2004/8/2) |
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さよなら
エルマおばあさん 著者:大塚 敦子 出版社:小学館 1365円 本友達の先輩からのプレゼントです。社内便で届いて、好奇心から直ぐ読んで見たら、涙が止まらなくなってしまいました。上に紹介している「白い犬とワルツを」はおじいちゃんでしたが、この本はおばあちゃんが死と向き合う様をネコが見守るという形で描かれています。 自分の人生を自分らしく精一杯生きてきた人は、死に向かっても、自然体で迷いがないのです。毅然としていながら、周りを暖かい愛情で包み、その愛が病に苦しむおばあさんを見守る家族を支えている。エルマおばあさんはいろんな困難を乗り越えてきたからなのでしょうか?老いてもなお広い心と深い愛情で何もかもを受け入れてしまうのだと思いました。そして女性として生きていることを最後まで楽しんだ人。 涙がでる本なのですが、悲しいというより、なんだか励まされるのです。辛いことがあっても顔を上げて前を向こう。正面から取組もう。人を恨むより愛し、悲しむより楽しんで生きていこう。今をしっかり生きて、後悔を残さずにいこう。そしてエルマおばあさんのように、老いても気高く柔らかく死に向かえればいいなあと思いました。先輩!素敵な本をありがと〜。 (2001/5/18) |
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16週 著者:向井 亜紀 出版社:扶桑社 580円(写真は単行本の表紙ですので違うかもしれません) 向井さんの記者会見を見て、私は涙がたくさんでました。私にも似たような経験があったからです。 向井さんは強い人です。意地っ張りなところは、私にも当てはまるのですが、私が向井さんの立場だったら、こんなにも人に優しくいられただろうか?とか、こんなにも前向きな内容の本を書けただろうか?と考えてしまいました。 内容を想像すると、暗いカンジなのかと思われるかもしれませんが、本からは赤ちゃんやご主人、ご両親、お友達、先生への愛であふれています。こんな感想を書くと叱られるかもしれませんが、向井さんの暖かさに癒された私がいました。そして、フト見える向井さんの弱さを包むご主人の愛も深くて、自然に涙がこぼれました。どんな難題にも、一生懸命に立ち向かい、へこたれそうになっても、「負けるもんか!」って起き上がる向井さんの言葉を追いながら、自分がなんて弱虫だったのかと反省させられました。 私はこの本に出会えて、向井さんの生き方を知ることが出来て本当に良かったと思っています。 (2001/3/7) |
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犬、最愛のパートナー 著者:ジョーン・ワイナー・ブラウン 出版社:晶文社 1575円 犬が好きな人もそうでない人も、是非、手にとって欲しい1冊です。 ポインター犬サイモンがブラウン家へやってきた時の喜び。楽しさ。そばに居てくれて、無償の愛をそそいでくれるサイモン。生真面目に自分の仕事をこなしてみたり、時にはふざけてみたり、猟犬としての誇り高い一面などが、静かに静かに語られていきます。 ドッグ・ロスという病気をご存知ですか?愛犬を亡くした人がその悲しみに耐えられずにかかってしまう心の病気です。別れの時、ジョーンのような一言を最後に愛犬にかけてあげられるでしょうか・・・ 優しいタッチのJ.T.ウイリアムズさんの絵も素晴らしいです。犬を愛する友人にプレゼントすると泣かせてしまうかもしれないので、相手(人間)の性格を考えてプレゼントして下さいね。 (2000/2/15) |
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グレイがまってるから 著者:伊勢 英子 出版社:中公文庫 560円 シベリアン・ハスキーのグレイが来てからの伊勢さんちの心の移り変わりを優しく書かれた本です。犬(特に、大型・中型犬)を飼っている人には理解できる心の移り変わりを書かれています。お散歩の中で感じる季節の移ろいや、犬を身近に感じる毎日・・・うんうん分かるって何度も思います。「オイオイ!気が緩みすぎじゃん?」って思う寝姿も、つい心を和ませてくれます。 犬がいるって本当に素敵な暮しだと思います。一緒に歩いていると、自分のことを考えたり、頭を真っ白にしたり、小さな花に目を奪われたり、「ああ、もう春めいてきたな」「秋になるんだな」と気付かされます。だからこそ、居なくなった時の心の穴をうめるのは、並大抵のことではないのですよね。 犬が話せて、長生きしてくれるといいのに・・・。でも、それは身勝手なのかもしれません。犬はすごくすごく精一杯生きてるんだなって思うから。犬が大好きな人には、絶対に読んで欲しい一冊です。私も、先輩に薦められた身ですが、イチ押しのオススメ本です。 (2000/6/25) |
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気分はおすわりの日 著者:伊勢 英子 出版社:中公文庫 560円 上の続編のような、病気編のような一冊です。こんなに病気で苦しい思いをする犬もいるのだと思うと、ウチの実家の犬は元気で幸せモノなんだとしみじみ思いました。 読んでいる内に、出来事がグレイのことではなく、ウチの犬とオーバーラップしてきます。ホントに人が大好きで知らない人でも飛んでいってしまい、自分がデカイことを認識できてないせいで怖がらせてるトコや、食べても食べても満足しないトコ、ブ厚い毛皮で死にそうに暑がるトコ、何時もよごれてくさいトコなどなど・・・。 一生のうちに、何度もこういう出会いと別れがあるのかもしれないなあと思いました。犬を亡くした人がこの苦しみを繰り返すのが悲しくて、犬を飼えなくなる気持ちもわかる気がします。私も乗り越える自信が今からありませんし。グレイの死にも涙が止まらなかったくらいですからねえ・・・。 会ったこともないグレイが大好きになるのは間違いありません。たまには、こういう本で心から涙を落とすのもいいんじゃないか?って私は思います。おススメです。 (2000/6/27) |
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泣こう 著者:パット・パルマー 出版社:径書房 1050円 先日、とても辛い経験をした私に後輩が速達で送ってきてくれた本です。 読み進む内に、心の中を自由にしてくれて、我慢していた悲しみが涙になりました。泣いて、後ろ向きに生きていこうなんてことではないのです。悲しいことに正面から向き合って、いっぱい泣いて、乗り越えていこうって手を差し伸べてくれます。自分だけが不幸だなんて思い込まずにいたいものです。こんな風に人に優しくありたいと思う今日この頃です。 (2000/9/18) |