野良ネコ時代〜保護直後 (2003年2月下旬)

出会いは近所のコンビニでした。野良ネコはたいてい警戒心が強いので近寄れないものですが、この子は以前人間に飼われていたのか、それとも生きていくための知恵として人間に媚を売ることを覚えたのか、私がしゃがんだとたんに自分から近づいてきました。

何かお恵みを〜〜〜っ!

白黒の長毛ネコでしたが、汚れがひどく、白い部分は灰色になっていました。ガリガリの体でゴミ箱をあさるその子は、よく見ると左後ろ足にひどい怪我を負っていました。

ゴミあさりの直後

しかしうちにはゆーくんとけみちゃんがいるから、万一病気など持っていては一緒に飼えないし、たとえ病気を持っていなかったとしても、ゆーけみとの折り合いが悪かったらやはり飼えない・・・でもこの飢えっぷりとひどい怪我、なにより私を頼ってご飯のおねだりをする姿を見ていたら放ってはおけなくなり、とにかく怪我の治療のためだけでも保護しなければ!と決心することになったのでした。

下の画像は、保護した当日の様子です。オリの中にゆーけみのお下がりのおまるを入れてあげました。

じゅくじゅくした怪我なのでぼかしを入れてあります(^_^;)

翌朝、動物病院へ。健康診断の結果、寄生虫はいましたが、猫エイズなどの病気はなかったので一安心しました。あとは足の怪我の治療に専念するのみです。それにしてもあまりにも全体的に汚かったので、病院から帰ってきて、こっそり怪我の部分を避けて軽くシャンプーしてしまいました。ちょっぴりキレイになりました。

檻の中はイヤァァァ!

檻から出るとかなりご機嫌。