「so be it ! CLUB通信」保管庫(INDEX)に戻る

前の号ヘ 次の号へ
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 
 ┏━━━┓       
 ┃● ◎  ◇ 映画大好き個性派集団メールマガジン ◇
 ┃ V
 ┗━━━┛      〜 sobeit!CLUB通信〜 

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
                 
           2002年 3月2日 第12号


【 1 】■ ご挨拶 ■ ―――――――――――――――――――

みなさん、こんにちは。

明日は「雛祭り」ですね(^^)。雛祭りといえば
小さい頃から気になっていることがあるのですが・・
あの雛壇に飾ってある「菱餅」と言われるモノは一体ナニ?
・・あんなの食べたことがない(笑)

調べてみたところ、菱餅を雛飾りに供える風習はインド仏典の
説話にならったものらしく、緑・赤・白の3色は、
「健康」「魔除け」「清浄」を表わすのだそうです。
ん〜、神々しい感じで、食べたら長生き出来そうな気もしますが
美味しいとは思いがたい・・ということがわかりました(笑)。by 陳

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓  

【 INDEX 】 

1 ) ご挨拶

2 ) コダワリの映画生活 『デヴィッド・リンチにコダワル』 byよこちゃ

3 ) 燃えよ亜洲電影! 『ジェネックス・コップ/特警新人類』  by 陳

4 ) 映画は心の贅沢さ!『CUBE』 by tulip

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

【 2 】 コダワリの映画生活 byよこちゃ

〜デヴィッド・リンチにコダワル〜

好きな映画監督はたくさんいるが、ぶっちぎりで一番好きなのは
デヴィッド・リンチ。現在、新作の「マルホランド・ドライブ」が公開中である。

女性でこの監督の作品が好きという人は、あまりいないようで、
サークルの中でも理解してくれる人はいるが、共感してくれる人は
いないのが現状だ。私も無理に共感を取りつけようとは思わないが、
せっかくメルマガのライターなどやっているのだから、リンチFANとして
広報活動のひとつもしておかなければ。

そんなわけで今回は、デヴィッド・リンチ監督作品の魅力について、
ごく個人的な見解を語らせていただく。最初に断っておくが、これから
書くことは私個人の想いであり、必ずしもリンチFAN全てに共通したもの
ではないので、ご注意を。

《わからないことは、わからないままでいい》

リンチFANでない人が、リンチ作品を見たあと口にするコメントで、
圧倒的に多いのが「わからない」だ。「わからない、だから、わかって
スッキリしたい」と続くのだろうが、わからないからこそ面白いのである。
突き詰めれば、わからない=作り手が(このシーンで、あるいは作品全体で)
何を伝えたいのかが不明、ということなのだが、それはつまり
「どう受け取ってもいい」ということではあるまいか。

もちろん作り手であるリンチの内には、核となるものはあるのだが
(でなきゃ映画なんて作らない、とは本人の弁)、それがそのままの形で
観客の心に受け入れられずとも構わない、100人観客がいたら100通りの
解釈があって当然・・・そんなスタンスだ。
これほどまでに、見る側に作品を委ねてくれる潔さは、何もかも
説明し尽くされた映画が多い中にあって、ことさら刺激的。

私もわからないところはいっぱいあるのだが、わかるところもあるわけで
(「わからない」と言う人だって全部が理解不能ではなかろう)、そこから
絵の具を借りて自分なりに色付けしていけば、おぼろげながら見えてくる。

ここで「クッキリはっきり」を求めるのは意味が無い。
まったく見えてこない時は放っておく。(笑)
わからないところは、わからないままでもいいのがリンチの映画だと思う。

《映像美》

わけのわからない(笑)ストーリーに翻弄されて、見落とされがちでは
あるが、リンチは実はとってもきれいな画(え)を撮る監督だ。
それが前面に出ていたのが、前作の「ストレイト・ストーリー」だった。

ぬけるような青空と黄金色の畑、老人が運転する一台のトラクター・・・
それぞれのスクリーンに占める割合も絶妙で、切り取ればそのまま
一枚の絵になる美しさ。
でもリンチの画の「きれい」は、日光の下でよりも闇の中でこそ際立つ。

例えばそれは、ライトアップされたカフェ、深夜のジャズ・セッション、
燃える家、星空、街の夜景、女、タバコの火、ブルーの箱。
深い闇の時もあれば、薄暗い程度の時もあるが、リンチの作品に漂う
独特なムードは、闇がからんだシーンの美しさから醸し出されていると思う。

それらと相対するかのように、凄惨だったり下品だったりするシーンも
多いのだけれど。(笑)

《音楽》

映画監督には音楽にコダワリのある人が多いが、リンチもそのひとり。
実はミュージシャンという顔も持っており、アルバムのプロデュースも
何度かやっている。近々、自身が演奏(なんとギター)しているアルバムも
リリースするらしい。

そんなリンチだから、自分の映画に使う音楽には容赦が無く、
「ブルーベルベット」以降の作品では、いつも同じ作曲家(アンジェロ・
バダラメンティ)と組んでいるし、書きおろしの曲の歌入れともなれば、
シンガーに細かく注文を出す。

私が説明するよりも、「ツインピークス」のメインテーマを思い出して
いただければ、そのコダワリ具合を納得してもらえるかもしれない。

他にも書きたいことはヤマほどあるのだが・・・カメラワークとか、役者の
(隠れた?)魅力を最大限に引き出す演出とか・・・いい加減にしないと、
逆に嫌われてしまうので、割愛する。

・・・ここまで読んでくれた人がいますように。(^ ^;;)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

【 3 】 燃えよ亜洲電影!  by 陳

晩上 好!
どうにかして中国語の学校へ通いたい私は、学費を貯めるため
「つもり貯金」をスタート!
「お茶したつもり」で300円。「ランチしたつもり」で1000円。
しかし、この間「貯金したつもり」でサンダル買っちゃった。
・・バカね(−−;)

『ジェネックス・コップ/特警新人類』1999年/香港

製作:ジャッキー・チェン(成龍)
【キャスト】
ジャック:ニコラス・ツェ(謝霆鋒)
マッチ:スティーブン・フォン(馮徳倫)
エイリアン:サム・リー(李燦森)
ダニエル:ダニエル・ウー(呉彦祖)
トゥース:テレンス・イン(尹子維)
ロコ:フランシス・ン(呉鎮宇)
Y2K:グレース・イップ
赤虎:仲村トオル

チャン刑事(エリック・ツァン)は日本人テロリスト・赤虎を
捕らえるため、潜入捜査に「警察官に見えない」3人の若者を起用。
警察訓練学校の中でも問題児である彼らは、教官を侮辱したことが
キッカケで学校を追われた身であった。
チャン刑事の挑発に乗り、遊び気分で組織に潜入した3人だが、
銃撃戦に巻き込まれながらも、次第に事件の核心へと近づいてゆく・・。

これはもう、女性は大喜び(?)するアクション映画であります。
今後香港映画界を背負って立つであろう、若手俳優が勢揃い!
まぁ、アイドル映画に近いものもありますが、その辺は脇を固める
渋い役者陣営がスパイスとなり、派手なアクションでお腹いっぱい。
お腹いっぱいすぎちゃって、少しもたれる感もありますが・・(−−;)。

主人公の3人組、これがなかなかバラエティーに富んで
誰にしようかしら?と、聞かれてもいないのに品定め状態。
クールなルックスに、熱い男を感じさせるジャック。
色っぽい眼差しに思わず腰砕けのマッチ(この名前はどうにかならんのか?)。
とぼけキャラが妙に母性をくすぐるエイリアン(この名前もどうよ?)。
ん〜〜、誰にしよう〜〜(悶絶)
・・と思ったら、眼光キラリの仲村トオルが登場!
冷酷さの中に、独自の美学と悲しみを秘めた悪役を好演した彼は
とてもデビュー作が「ビーバップ・ハイスクール」とは思えない。
個人的にはフレッシュな彼らもいいけれど、熟した男のビーバップに一票。
その他、手下の悪役にもステキな男の子たち。
はぁ〜、もう「目の保養」以外に何て表現すれば?!

本作3度目の鑑賞ともなると、ストーリーや構成云々より、
「揚げ足取り的感覚」で観てしまい、それはそれで面白かったりして。
ほか日本人役者(素人か?)の棒読みな台詞、バラバラな和太鼓、
チャン刑事の行方、唐突なラストシーン、エンドクレジットで
流れる素っ頓狂なロック(主人公の3人が歌っている)・・etc。
やたら気になるところが天こ盛り。
ジェネックススター(新世代スター)の映画でありながらも
昔ながらの香港電影らしさも残っており、その混ぜ具合に
電影ファンも大満足であります♪

【本作から得た教訓】

『週に1度はイイ男鑑賞』
・・・イイ男を観ると気分がいい♪

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 

【 4 】 映画は心の贅沢さ! 『CUBE』  by tulip

アーティストGackt氏の隠れた名曲に「cube」という歌があります。
この「cube」。聴けば聴くほど世界観が広がり、
輪廻転生とか死生観などについてもじっくり考えてしまうのですが、
そこで思い出すのが、同名タイトルのカナダ映画「CUBE」。

気が付くと白い立方体の中にいて、自分が何故ここにいるのかは分からない。
しかもその立方体には、死のトラップ(罠)が仕掛けられている場合がある。
はたして、この不条理な空間からの脱出は可能なのか?

数学専攻の平凡な女子学生、妻との離婚で精神がクタクタの黒人警官、
精神科医の独身中年女性、年老いた脱獄の名人、精神薄弱の青年、
そして設計の仕事をしていたという中年男性。
自分が何故ここにいるか分からない6人のキャラクターは、
次第に、意図的にグループ化されていることに気付いていく・・。

ラストにも、答えは用意されないまま、立方体の訳も、誰が仕組んだかも
解明されないまま映画は終わるのですが、エンディングテロップ後に始まる
おまけのドラマを観た時、私はある仮説がひらめきました。

この立方体の作り主は神様で、このキャラクターは皆、
すでに死んだ人達なのではないか?しかも自殺で。
成仏できない6人に「蜘蛛の糸」をたらした神様のゲーム。
最後、クリアして光の中に溶けた●■だけ、無事、成仏出来たってこと?!

以前、この話をしたら、「独創的な発想だね」と笑われたのですが、
Gackt氏の「cube」を聴くと、何故か同名のこの映画がリンクします。

う〜ん。今回は”CUBE(箱)”という題材だけに、
話も角張って固かったな。(苦笑)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ tulip編集長のホームページにも遊びに来てね!
http://www6.plala.or.jp/sobeit/
http://www2.to/gackt-netu

★よこちゃのホームページです!
海外ドラマ「刑事ナッシュ・ブリッジス」FANの方、
一度遊びに来てください。↓
http://www7.plala.or.jp/nbreport/
http://www3.to/yokocha
↑GON所長の試写レポあります。

----------------------------------------------------------------
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000075463
----------------------------------------------------------------
前の号ヘ 次の号へ

「so be it ! CLUB通信」保管庫(INDEX)に戻る