私にはこう見えた PRIVATE LIVES



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SCENE は管理人が(便宜上)勝手に分けたものです

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ACT ONE          (JUMP   STORY   ACT TWO   ACT THREE 


SCENE 1   ( JUMP  SCENE 1 2 3 4 5 6 


 客電が落ちるとメイン・テーマが流れる。音楽が変って幕が開くと同時に、ホテルの
テラスのセットがぐぐーっと客席の方へ迫ってくる。ステージの端ギリギリまで。


 シビルがテラスに出てきて(景色に感動した様子で)、エリオットを呼ぶ。
「Elli, Elli dear, do come out. It's so lovery.」
「Just a minute.」
 と奥から声がして(ここで観客は笑う)、まもなくエリオットがハンカチで手を拭きながら
出てくる。(と、場内笑いと拍手)。〜注・シビルが出てきたときも拍手はあった〜

 何で笑うのか?多分「Just a minute.」のイントネーションがオモシロイから。
英語がよくわからない私が聞いても、なんだか笑えちゃうくらいなので。

 しかし、ハンカチで手を拭きつつっていうのは、何だろう?トイレにでも行っていた
のか。(爆)でも普通に考えると、そうとしか思えない。だから笑うのかも。
(わからない自分が情けない)
 ちなみに、ハンカチは次のエリオットのセリフ「Not so bad.」の後、彼がくるっと後ろを
向いて数歩部屋へと戻りかける時に、奥へ放り投げていた。

 で、すぐに(冗談だよ、といったふうな笑みを浮べて)シビルのところに来て、背後から
彼女の腰のあたりに腕をまわすエリオット。(甘々じゃん・・・)(^ ^;;)

 スクリプトを読んでいたから甘々なのは予想していたけど、当然ながら“ト書き”にない
動作もたくさんあるわけで、実際目にするとけっこう刺激が強い。(苦笑)
 おまけにこの少し後(いくつかのセリフのやりとり後)、シビルのおねだりに応えて3回も
キスするし。軽めのだけど。


 このACT ONE 最初のエリオット×シビルのシーンで、印象に残ったエリオットの
動作がある。
 どのセリフの時だったか定かでないのが悔しいのだが、エリオットがシビルの頭
(顔の方)を左手で自分の胸に押し付けるように抱き込むところがあって、ちょっと
カッコイイと思えてしまった。

 その時のエリオットの表情は、むしろ笑いを誘うようなものだったけれど、動きに
惹かれるのだ。速い動作なので、けっこう乱暴と言えなくもないが、かえって照れ隠し的な
ニュアンスも感じられるのがイイ。

 多分・・・
E 「I'm much older than you.」
S 「Not so very much.」
 ・・・の後に、その動作があったと思うが、確信がない。
(3回も観ているのに確かめ損ねている自分・・・涙)

 スクリプトではこのあと
E 「Seven years.」
 と続くのだが、舞台では言ってなかったハズだ。とても7歳差どころではない・・・
からなのか。(爆)

 万が一、これから舞台を観に行かれる方がこの駄文を読んで下さっているならば、
是非是非にチェックして、『この動作はあのセリフの時だよ』と、未熟な管理人に教えて
やって下さい。
 また、すでに舞台を観たという方で、記憶にありました場合も同様に。切にお願い
申し上げます。(土下座)


 それにしても、“今回の舞台”における登場人物4人の、年齢構成ってどういう設定なのだろう?
 小説を芝居にする場合は、台本ならではの設定が存在して、それに沿って演出や演技を
すると思うのだが、これはもとから芝居として書かれたものだし・・・見たまんまってこと
ですかい。(謎)

 スクリプトだと、エリオットは30歳くらいで、ビクターは30〜35歳、シビルは『7歳差』から
判断して23歳、アマンダは特に書かれていないけれど、エリオットと同じくらいと考える
のが妥当かと。
 ・・・違いすぎる(--;)・・・でもストーリーに大して影響ないから、いいんだ。(納得)


 (話は戻り)こんなふうに、一見甘々なのだけれど、エリオットの表情とかしゃべり方
からは、どうも、手放しで新婚旅行を楽しんでいるわけではないような、雰囲気が感じ
られる。

 シビルにアマンダの話を何回も持ち出されて、辟易しているからだけではなさそう
なのだ。しかもその会話の中で、エリオットはアマンダのことを決して悪くは言っていない
(それどころか、かなり褒めてもいる)のも、後の展開を暗示していたのか。

 おまけに、シビルに
「Apart from loving me and all that, you must have plans.」
 なんて言うし。正論かもしれんけど、新婚旅行でこんなこと言うか、普通?
 その後もヘンなこと言うから、彼女に
「What's the matter, darling ; are you hungry ?」
 なんて言われてんの。(笑)


 その後またアマンダの話になって、(業を煮やした)エリオットが、
「Do you want to dine downstairs here, or at the Casino ?」
 そして
S 「I love you, I love you, I love you.」
E 「Good, let's go in and dress.」
S 「Kiss me first.」

 ・・・ええい、バカップルめ。と、思うのは私が日本人だからなのか?むこうじゃコレが
普通なんだろうか。新婚さんだし、奥さん若いし。
(ちなみに『着替えよう』っていうのは、二人ともまだ旅行服だから)


 んでまぁ、カジノに行くことになって、
S 「I shall come and sit just behind your chair and bring you luck.」
E 「That will be fatal.」
 ・・・響きはカッコいいのだが、これはどういう意味か?

 妻に言うんだから、通常であれば良い意味にとるのだろうが、エリオットの表情や
言い回しがまた妙なカンジで。それに「fatal」って、どちらかといえば悪い意味で使うと
いうし。

 他のお客さんは笑っていたから、多分、(エリオット的には)悪い方の意味なんだろう。
 もちろんシビルは良い意味にとっていたみたいだった・・・っていうか、部屋に入りかけて
いて聞いていなかったかも。(笑&不明)

 ダイレクトに理解できない自分が情けない、でも、オモシロイと思えるのだから、この
作品はスゴイ。

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