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 両親からの挨拶 


 夏が今の病気にかかってから今日まで、気の休まる日はありま

せんでした。 夏本人も、いろいろと不自由な、体も思うように動

かせない、苦しい思いをしてきました。 この病気は、いまのとこ

ろ有効な治療法がありません。 突然、倒れるように亡くなってし

まう事もある恐ろしい病気で今は、余命あとわずかとも言われて

います。 その辛さからなんとしても助け出してあげたい、そんな

思いで病気と戦ってきましたが、夏も、もう限界にきています。 

日に日に悪くなっていく夏の側にいながら、なにもしてあげられな

い毎日がとても苦しいです。 


 長い入院生活で、「こんなにたくさん頑張っているのに、薬もい

っぱい飲んでいるのに、検査もいっぱいやっているのに、なんで

よくならないの?」 と、聞かれるようになりました。…… 親なの

に子供の質問にうまく答えてあげることができません。 


 夏本人の願いは、「病気を治して早くおうちに帰りたい。」「家族

で一緒になって寝たい。」と、  ただそれだけです。


 夏には夏の人生があります。 子供の力強い生きる希望を大き

く後押ししてあげたいのです。


 国内で心臓移植ができればよいのですが、6歳という夏の歳で

は、とてもリスクは大きいですが、海外での移植に頼るほかはあ

りません。 臓器移植については、法改正の問題もありますが、

私達はそこについて今回は、何かを言おうというわけではありま

せん。 ただ、今回受入れて下さる事になったUCLAの病院で手

術を受けて、無事治してあげたい、という願いがあるだけです。


 しかし、恥ずかしながら、自分達だけではとてもこの膨大な金額

を賄うことができない為、救う会の皆さん、全県、全国の皆さまの

善意にどうしてもお願いするしかありません。


 皆様、どうか夏を助けてあげて下さい。 

 よろしくお願いします。


                             山下 猛
                                 佳織








〜母親からの手紙〜

※ 2008年10月15日に長野県庁で行われた記者会見に寄せた母の手紙です。











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