ミツバチの捕獲

野生の日本ミツバチを巣箱に誘導し、営巣させるための手段を紹介する。

待ち箱徳永式待ち箱巣箱

徳永式待ち箱巣箱

4月初め頃、写真のように徳永式の待ち箱を大木の下の見晴らしの良い場所に置くことにより 効果的に捕獲出来るというものだが、箱だけを置いてもなかなか入ってくれない。キイロスズメバチが入り込んで営巣したこともある。

ミツバチラン
ミツバチランによる誘引

ミツバチラン(キンリョウヘン)

キンリョウヘンは中国原産のラン。見た目地味だが、日本ミツバチを誘引する香りを 放つことで知られている。(人間にはほとんど無臭)

開花したキンリョウヘンを分蜂時期に合わせて巣箱近辺に置くことで、かなりの 確率で捕獲営巣させることが出来る。

キンリョウヘン
ミツバチの誘引成功

4月はじめに開花したキンリョウヘンの花に分蜂群が引きつけられ巣箱で営巣を始めた。

気候や管理の都合で開花が、5月を過ぎてしまうとミツバチは見向きもしなくなる。

分蜂

分蜂した蜂塊

4月頃、ミツバチが大量に飛んでいる場合、近くに分蜂した蜂塊が見られることがある。

蜂塊はせいぜい1~2mの高さにあるので、空の巣箱を用意して、蜂の塊を両手ですくって 巣箱に入れる。(蜂球の中心部にいる女王蜂を必ず入れること)。 しばらく飛び回っていた蜂も夜になれば巣箱に入るので、巣門を閉じ所定の場所に設置する。

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